今日のみ言葉【No.2816】(2022年 5月21日)「創世記(25)『ノアの箱舟(3)」

七日の後、わたしは四十日四十夜、地に雨を降らせて、わたしの造ったすべての生き物を、地のおもてからぬぐい去ります」。
(創世記7:4)

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アスパラガスを食べると、早ければ15分後にはその特有の匂いが尿から出るそうです。

ところが、それを認識できるDNAを持っているのは5人に1人だということがイスラエルの研究結果でわかっています。

私もその1人で、泌尿器科の医師以外誰も私の言うことを信じてくれないという年月を味わいました。

信じてもらえないとはこういうことかと実感し、その中で自分の信仰を守り通したノアのタフさを思い知らされました。

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創世記7章で神はいよいよ大雨を降らせます。

その前に、ノアとその一家8人が洪水から逃れることができるように

「あなたと家族とはみな箱舟にはいりなさい」
(創世記7:1)

と神は命じられました。

人間だけでなく動物も救われなければなりません。

ノアは苦労して動物たちをかき集めたかというと、そうではなく、

「雄と雌とが、二つずつノアのもとにきて、神がノアに命じられたように箱舟にはいった」
(創世記7:9)

とありますから、神の命令を感じた動物たちは、自分たちの方からノアのもとに来て、整然と箱舟に入ったのでしょう。

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周囲の人たちにとって、これはかなり特殊な光景です。

動物たちが逃げもせず、行列を作って整然と、わざわざ捕まえられに来ているのですから…。

これを見て、

「ノアの言っていたように洪水が起きることは本当で、そこから逃れることができるように私も箱舟に入れてもらおう」

と考え直した人はいなかったのでしょうか?

神はそのような人が救われるようにと、悔い改めのための最後の7日間を用意されました。

「七日の後、わたしは四十日四十夜、地に雨を降らせて、わたしの造ったすべての生き物を、地のおもてからぬぐい去ります」
(創世記7:4)

ノアの命令後、7日間の猶予があり、その間なら、ノアの言うことを信じ直した者は誰でも箱舟に入って滅びから自分を救うことができたのです。

しかし、残念ながら、誰も信じることはなかったと聖書は記しています。

そして運命の時が来て、ノアではなく、神が箱舟の戸を閉じたと聖書は語ります。

「そこで主は彼のうしろの戸を閉ざされた」
(創世記7:16)

非常に厳粛な瞬間です。

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神は時を定め、ご自分が言われたことを正確に実行なさいます。

裁きに関してそうなら、恵みに関しても同じです。

神は恵みの期間として7日間を設け、悔い改めて神を信じる人間が現れるのを待っておられました。

それは現代でも同じです。

「見よ、今は恵みの時、見よ、今は救の日である」
(第2コリント6:2)

この恵みの期間は、人間の手で延長することも終了させることもできません。

ただ神だけが、「うしろの戸を閉ざされた」とすることができるのです。

神の約束の正確さと裁きの厳粛さをノアの箱舟の聖書箇所から学び、私たちも今猶予期間があるうちに、神が用意された救いの「箱舟」、つまり、イエス・キリストの救いの内に入ろうではありませんか。

どんな過去があろうと、今なら神は受け入れてくださるからです。

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神の7日間があることを恵みと覚え、悔い改めて方向転換する今日として参りましょう。

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Posted by maruyama