今日のみ言葉【No.2815】(2022年 5月20日)「イエスと家族(3)』」
するとイエスは人々にむかって言われた、「神の御言を聞いて行う者こそ、わたしの母、わたしの兄弟なのである」。
(ルカ8:21)
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「ウォルト・ディズニーは、毎週末のように幼い2人の娘を連れて動物園や遊園地へ遊びに行っていました。あるとき、娘たちは遊具に乗って楽しんでいるのに、自分はベンチに座ってピーナッツを食べるだけという状況に、おとなと子どもたちが一緒に楽しめる場所を造るべきではないかと考えたのです。」
(ディズニー公式サイトより)
ウォルト・ディズニーが見た夢はディズニーランドとしてまずカリフォルニアで実現し、次にフロリダ、そしてアメリカ国内から日本の東京、フランスのパリ、中国の香港、上海と世界に発展しています。
ところで、もしもディズニーランドがその国の人しか入れないとしたらどうでしょう?
アメリカのディズニーランドにはアメリカ人しか入れず、外国人はダメ。
東京ディズニーランドに入れるのは日本人だけという入場制限があるとしたら、それは夢と感動を与える国ディズニーランドにはふさわしくありません。
人間を愛する神が治めておられる神の国でも同じです。
しかし、それに「入場制限」を加えていたのが紀元1世紀のイスラエルでした。
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イエス・キリストが地上に生きていた時代、イスラエルが持っていた救いの教理は、「ユダヤ人なら救われる」というものでした。
彼らは、先祖アブラハムの血筋に当たる者、つまり親がユダヤ人ならその子は自動的に救われていて、神の国に入れると思っていたのです。
それが誤りであることを痛烈に指摘したのがバプテスマのヨハネです。
「自分たちの父にはアブラハムがあるなどと、心の中で思ってもみるな。おまえたちに言っておく、神はこれらの石ころからでも、アブラハムの子を起すことができるのだ」
(マタイ3:9)
彼は
「自分が何をしていようが関係ない。ユダヤ人の家に生まれたから自分は救われていて神の国に入れる」
という考えを代々伝えていたパリサイ人やサドカイ人たちに対して、それは間違っているから、
「悔改めにふさわしい実を結べ」
(マタイ3:8)
と説いたのです。
ここでの悔い改めとは、
「救いは血縁関係によってすでに決まっているのだ」
という考え方を変えるということです。
では、どう考えたらいいのでしょうか?
それに対して明確に答えたのが今日の聖句です。
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「するとイエスは人々にむかって言われた、『神の御言を聞いて行う者こそ、わたしの母、わたしの兄弟なのである』」
(ルカ8:21)
ここでの「神の御言を聞いて行う」とは、モーセの十戒に代表される律法をすべて守り、真面目に生きることと考えがちです。
しかし、そんなことはできるはずがありません。
なぜなら、イエス様はその罪人の私たちの身代わりとなるために世に来られたからです。
ところが、その御方が「神の御言を聞いて行え」と実行できるはずのない律法を再び守らせようとしているかのように見えます。
一体これはどういうことなのでしょう?
以下、次回に続きます。
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神のみ言葉を聞いて行うとは何かを思い巡らす今日として参りましょう。
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