今日のみ言葉【No.421】(2012年10月11日)

「山で示された型どおりに、注意してそのいっさいを作りなさい」と言われたのである。
(ヘブル8:5)

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伝道者の第1条件とは、

「祈りを呼び覚ます人」

であることです。

「あの人のためなら祈ってあげたい…」

という気持ちを人々の内に呼び起こす人であること。

これは有名な伝道者、松見睦男先生から私が教わったことです。

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祈りを呼び覚ますような霊的な人になるためには、今日の聖句の

「型どおりに」

生きることが土台となります。

クリスチャンを養う基本は、祈りと御言葉です。

そして聖日礼拝を毎週守ること。

この3つを

「型どおりに」

繰り返すことが、今以上に霊的な人になるための土台です。

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これはあくまでも土台です。聖霊の生きた働きかけがあってこそ、人は霊的に成長していきます。

しかし、いくら聖霊の働きがあっても、こちら側の準備が出来ていなければ、その風に乗ることは出来ません。

霊の世界が本体で、この世は影に過ぎませんが、私たちが取り扱うことが出来るのは「この世」でしかあり得ません。

人間に与えられた「分(ぶ)」をしっかりわきまえ、その「分」を果たすことに全力を注ぎましょう。

その忠実さを通して、神は霊的な恵みを注いで下さいます。

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Eさんは聖書をきちんと説明できるタイプの方ではありませんが、毎日聖書を読み、祈り、喜んで生活しておられました。

ある時、他宗教の方が家に勧誘に来られ、お話をお聞きすることが幾度が出てきました。

しかし、これ以上話を聞いても平行線だと思い、思い切って

「もうここまでにしましょう」

とお断りしました。

するとその方は猛然と、しかも理論的に反論してきたので、そういうことが苦手なEさんは困り果ててしまいました。

30分ほど、ただ聞くままでしかいられなかったEさんの頭の中に、急に一つの質問が浮かんできました。

「あなたは一日にどのくらい祈っていますか?」

いつもやっていること、祈り、それが土台となって自然に出てきた質問でした。

すると相手はきょとんとして、

「それは量のことですか、回数ですか?」

と聞き返してきました。

「量でも時間でも回数でも構いません。あなたは一日にどのくらい祈っておられますか?」

このEさんの言葉に、その方は急に黙りこくり、

「失礼します」

と言って帰ってしまいました。

後に残されたEさんは唖然としましたが、

「理論的に説明できない私のために、神様が働いて下さった」

と思い、喜びと感謝の祈りを捧げられました。

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神は今日もあなたを霊的な方向に導いて下さいます。

自分に与えられた分を果たしていく一日として参りましょう。

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Posted by maruyama