今日のみ言葉【No.415】(2012年10月 4日)
こういうわけだから、わたしたちは聞かされていることを、いっそう強く心に留めねばならない。そうでないと、おし流されてしまう。
(ヘブル2:1)
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「み言葉メールのお陰でもうすぐ新約聖書通読完了です。」
と報告して下さった読者の方がおられます。
「今日のみ言葉メール」は、今年に入って新約聖書を順々に1章ずつ進み、その中から御言葉を選んでいます。
ヘブル人への手紙第2章まで来ましたから、今日の分を入れてあと55回で新約聖書の分が終わります。
み言葉メールと共に今日の分の1章を読んでいると、あっと言う間に新約聖書全巻完読となるのです。
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そうなっていない読者の方にとっては、耳の痛い話だったかもしれません(^^;;)。
今日の聖句では、
「聞かされていることを、いっそう強く心に留めねばならない。そうでないと、おし流されてしまう。」
とありますが、生活のあれやこれやで押し流されてしまい、自分も御言葉もどこかへ流されてしまうような日常を送るのが私たち人間です。
それゆえに聖書は、
「いっそう強く心に留めねばならない。」
と語っているのです。
流されやすいのが人間だからこそ、強く心に留めよ、と神様は語られるのです。
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意外なことかもしれませんが、世の流れに抵抗して神の御心を行おうと踏みとどまっている人ほど、
「ぼやき」
が出てきます。
試練の中で前向き肯定的な言葉を出せる人は、意識的に訓練した人です。
もちろん私たちはそうなることを目指しますし、意外と短期間で前向き肯定的に言葉使いは変えられるものです。
そこまでの訓練はないが、何とか頑張ろうとする人から出るのがこの「ぼやき」です。
例を挙げれば、
「だめだ〜」
「何だか冴えない…」
「一体いつまで続くのか…」
「うまくいかねー」
「調子上がらない」
「結局同じ事の繰り返しで今日も終わっている」
というものです。身近ですね(^^)。
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私の個人的経験からですが、こういうボヤキを積み重ねるのが人間の自然な在り方のように思います。
そう思うのは、私が鬱病になった数年間、そして同じような状況にいる方々と情報交換した結果、一定時間、一定回数ぼやいて、その後、スーッと人は治っているように見えるからです。
ぼやきの時間は、ムダに見えて実は必要な時間なのではないでしょうか。
なぜなら、「ぼやき」は前向きな人からしか出てこないからです。
あきらめている人はぼやきません。
チャレンジしていて、自分の限界や壁にぶつかり、それでも前に進もうとして出来ないでいる足踏み状態。
それがぼやきとなって出てくるのだと思います。
神様はそうやって私たちの心の筋肉を鍛えて下さっているのではないでしょうか?
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もしあなたが今、ぼやいているなら、
「押し流されまいとして、私は必死なんだ。」
「全然動かないけど、前に向かって足だけは動かしているんだ。」
と、自分を新たに見つめ直し、自分をいたわりましょう。
そして、今日の聖句の通りに行おうとしている私を見て喜んでおられる神様の愛の視線を感じてみましょう。
神と共なる新たな一日が始まります。
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安心してぼやいて下さい。そしてリフレッシュされ、次の一歩に進みましょう。
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