今日のみ言葉【No.2465】(2021年 2月 6日)「信仰の量り」

神が各自に分け与えられた信仰の量りにしたがって、慎み深く思うべきである。
(ローマ12:3)

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学校の理科の実験室にあるような天秤量りを思い描いてみて下さい。

右側にあなたの神への信仰を載せ、左側に神に対するあなたの期待を置きます。

ここからスタートします。

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右側の皿に信仰を載せる時、

「神は全能だ。絶対できる!」

と自分に強制的に信じ込ませるようであってはいけません。

「思うべき限度を越えて思いあがることなく」
(ローマ12:3)

と、ちゃんと但し書きがついてあります。

つまり、過大評価をせず、神が自分に与えた信仰を載せるのです。

それは同じローマ人への手紙の11章までで語られている信仰です。

すなわち、たとえ法律違反をしていなくても、神の前では皆罪人であり、自分の力では天国に入れないこと。

しかし、その私のために神はひとり子のイエス様を犠牲にしてくださるほど愛してくださっていること。

この2点を信じていることなのです。

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さて、今は右側の方がぐっと傾いているはずです。

つりあいが取れるように、左の皿に神様への期待を載せましょう。

「救いようのない私だったけれど、罪人の私を愛して下さる神様だから、きっとこのようにしてくださるだろう」

という程度の考えでいいですから、その信仰の量りで神に向かって夢を語るのです。

すると、だんだん左側が下がり、右側が上がってきます。

水平になるところまで神様への期待を込めましょう。

それが健全なあなたの「信仰の量り」です。

後は実際にやってみて、現実と調整していく作業を続けます。

そのようにして人は霊的に成熟し、実を結んでいくのです。

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私の例を挙げてみましょう。

私はお得情報にすぐ目が行く方なので、

「与えよ。そうすれば、自分にも与えられるであろう。人々はおし入れ、ゆすり入れ、あふれ出るまでに量をよくして、あなたがたのふところに入れてくれるであろう。あなたがたの量るその量りで、自分にも量りかえされるであろうから」
(ルカ6:38)

の御言葉を、

「与えたら与えられると神が保証しているのか」

と、これ幸いとばかりに信じました。

天秤の右側の神の皿に信仰をドーンと載せたわけです。

左側の期待の皿には

「与えたら、毎回お返しに良いものが与えられる」

という期待を載せました。

しかしこれは期待のかけ過ぎでした。

実際やってみると、

(1)与えたら与えられて得をしたケース

(2)与えたら何も返ってこなくて、損したなあと思ったケース

(3)与えたらかえって迷惑がられて文句を言われたケース

の3つに分かれました。

ここで私は霊的教訓を学びました。

「信仰は投資ではない。神に資本を投下したら増やせるというものではないのだ」

さらに、謙遜になるべきだと学びました。

「ゆるされた罪人に与えられた神の恵みを、おすそ分けし、もらっていただくのだ。決して上から目線で、『与えてあげよう』という気持ちでいてはいけないのだ」

それから後は、与えたらその分を返してもらおうという気持ちとはキッパリ見切りをつけ、ただ単純に与えることができるようにできました。

「神様がその人に与える気持ちを与えたら、私に与えられるのだ」

やっと天秤が水平になったのです。

そうすると、後腐れのない人間関係が続けられ、与え返してもらった時には喜びが満ちあふれます。

「神様は物でなく、こういう気持ちのよい人生を与えて下さったのだな」

と神を讃美する日々を送っています。

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神が各自に分け与えられた信仰の量りにしたがって歩んで参りましょう。

そこに神が与える祝福の人生があります。

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Posted by maruyama