今日のみ言葉【No.2732】(2022年 1月28日)「イエスは約束のメシアか(1)」

ヨハネの弟子たちは、これらのことを全部彼に報告した。するとヨハネは弟子の中からふたりの者を呼んで、主のもとに送り、「『きたるべきかた』はあなたなのですか。それとも、ほかにだれかを待つべきでしょうか」と尋ねさせた。
(ルカ7:18-19)

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ジグソーパズルのバラバラになったピースだけを与えられたら、何が何だかわからずに苦労するでしょう。

しかし、あらかじめ、

「これは東京スカイツリーの絵だよ」

と完成図を教えてもらえれば、かなりやりやすくなります。

ところで、それとは違った完成図を思い描いていたら、どうでしょう?

全くの迷路に入り込んでしまい、自分の手元にある一つ一つのピースが全く意味をなさない不必要なものとしか思えなくなります。

バプテスマのヨハネはこの迷路に入り込んでしまったようです。

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ナインの町での奇跡は、

「イエスについてのこの話は、ユダヤ全土およびその附近のいたる所にひろまった」
(ルカ7:17)

とあるように、バプテスマのヨハネの弟子たちの耳にも入ってきました。

彼らは獄中にいるヨハネ先生にこの情報をもたらしました。

「ヨハネの弟子たちは、これらのことを全部彼に報告した」
(ルカ7:18)

バプテスマのヨハネは、ナザレのイエスこそ救い主メシアだと見抜いた人でした。

「わたしこそあなたからバプテスマを受けるはずですのに」
(マタイ3:14)

「ヨハネはイエスが自分の方にこられるのを見て言った、『見よ、世の罪を取り除く神の小羊』」
(ヨハネ1:29)

自分の弟子たちからの報告を聞き、獄中の不自由な身でありながらも、彼は喜びに満たされ、神への賛美にあふれたはずです。

ところが、実際はそれとは全く正反対の不安と疑いの中に彼は迷い込んでしまったのです。

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バプテスマのヨハネは二人の弟子をイエス様のもとに派遣して、

「『きたるべきかた』はあなたなのですか。それとも、ほかにだれかを待つべきでしょうか」
(ルカ7:19)

と尋ねさせました。

「きたるべきかた」とは、旧約聖書で預言されていた救い主のことです。

ヨハネは、かつて「イエスはメシアである」という確信に満ちていました。

ところが、あれほど堅かった確信がグラグラと揺らいでいるのです。

なぜでしょう?

神のジグソーパズルがあるとするなら、ヨハネは実際の神のご計画とは違った完成図を描いていたからです。

彼はどんな未来を思い描いていたのでしょう?

そして、神様の完成図とはどんなものなのでしょう?

以下、次回に続きます。

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神様がわからなくなる時というものはあるのです。

その時こそ、神はあなたをご自分に引き寄せ、思いを新たにして下さる時です。

手に持ったピースを捨てることなく、置くべき新たな場所を見出す今日として参りましょう。

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