今日のみ言葉【No.2675】(2021年11月10日)「主の目が常にその上にある」

その地は、あなたの神、主が顧みられる所で、年の始めから年の終りまで、あなたの神、主の目が常にその上にある。
(申命記11:12)

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農家の方が柿の実を収穫しています。

私は柿の色具合を見て

「もう少し待ったら熟すだろうに、まだ早いのでは?」

と思いましたが、それは素人の浅はかな考えです。

その柿は渋柿なので、へたの部分に焼酎をつけた後、約1週間ビニール袋に密封して、渋味が甘味に変化するのを待つ期間が必要なのです。

熟してからそんなことをやれば、袋を開けた段階でブヨブヨで傷んでおり、食べるに値しない柿になってしまいます。

農業のプロの目が

「いま、この時」

と選んだ時が最善であり、最高の味をもたらすのです。

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神はイスラエルの民に対し、約束の地カナンという最高の農業の環境を与えると語っておられます。

かつて奴隷であったエジプトの地では、

「青物畑でするように、あなたがたは種をまき、足でそれに水を注いだ」
(申命記11:10)

のでした。

ナイル川から水を汲み、平地の乾いた畑まで運んで注ぐという重労働を繰り返さなければならなかったのです。

しかし、

「あなたがたが渡って行って取る地は、山と谷の多い地で、天から降る雨で潤っている」
(申命記11:11)

のです。

それだけでも素晴らしいのに、さらに加えて、

「その地は、あなたの神、主が顧みられる所で、年の始めから年の終りまで、あなたの神、主の目が常にその上にある」
(申命記11:12)

というのです。

農業のプロであり、人生の最高のプロフェッショナルである

「主の目が常にその上にある」

とは、これ以上の保証はありません。

後はプロの指示に従い、自分の目ではまだ未熟だと思っても、神が考えておられる最高の成熟が得られる道を進むのみです。

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私がプロの凄さを実体験で感じたのは、うつ病を通してです。

当初、入院して治療した方が早く治るのではないかと思って医者に願い出たら、

「そこまで重度ではありませんから、入院の必要はありません」

と言われました。

その時は

「ああ、楽になれないんだ」

と思ってショックでしたが、この道のプロが言うのだから大丈夫だと自分自身に言い聞かせ、家族や教会の方々に支えられて徐々に回復していきました。

時が経ち、ある日の受診の時、医師から突然

「そろそろ本格的に社会復帰しましょう」

と言われました。

その時は、

「まだ無理です。またあの世界に戻ったら死んでしまいます」

と思ってショックでしたが、この道のプロが言うのだから大丈夫だと自分自身に言い聞かせ、家族や教会の方々に支えられながら仕事に復帰していきました。

言われた通りにやると、意外や意外、数年前とは違って頭も体も動きます。

医学のプロはずっと私を見ていて下さり、そして、ここぞという時にサッと収穫してくださったのです。

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天地万物を創造された主の目は、常にあなたの上に注がれています。

最高のプロフェッショナルであるこの方の言葉に従い、最高の収穫を得て参りましょう。

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