今日のみ言葉(2011年11月2日)【No.184】
「あなたがたは強く、かつ勇ましくなければならない。彼らを恐れ、おののいてはならない。あなたの神、主があなたと共に行かれるからである。主は決してあなたを見放さず、またあなたを見捨てられないであろう」。」
（申命記31:6）
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今日の聖句は、約束の地、カナンに入る直前、モーセが「あなたの神、主があなたと共に行かれる」と、イスラエルの民を励ました個所です。
神が共に進まれるのは、この時のイスラエルが完璧な民になったからではありません。約束の地に入ってからも、民は多くの失敗を繰り返します。
御心の方向に歩んでいる時、神は人間の不完全さがあっても用いて下さり、みわざを進めて下さるのです。
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ある中国のキリスト教伝道者は、10年間で5万人の人たちをキリストに導きました。
驚いたことに、彼は「信仰が持てるのは日曜日だけ」と教えていました。彼の愛する祖母が「神様は日曜日にのみ悔い改めの祈りを聞いて下さる」と教えたからでした。
これに気づいたアメリカ人宣教師が彼と議論をしましたが、とうとう最後に、「あなたは私の祖母を嫌いなだけだ！」と中国人伝道者が叫んで物別れに終わってしまいました。
数年後、彼は方針を変え、土曜日を悔い改めの日として延長したそうです！
それでもなお、神は彼を伝道者として用いておられ、多くの人々が、彼に不完全さがあるにもかかわらず、キリストと出会っているのです。
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神が私たちと共に行って下さるとは何と心強いことでしょうか。
私たちが自分自身を「どうぞお用い下さい」と差し出す時、欠点があっても神は今のあるがままの姿で用いて下さいます。
神の御心を行うのに完全である必要はありません。そうでなければ誰も伝道はできないのです。
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今日も御心と信じる方向に一歩踏み出して参りましょう。