今日のみ言葉【No.3716】(2025年 9月 1日)「生活の処方箋(255)『作る・造る・創る』」

行草書羅漢賛等書巻 明末期(1603年) 董其昌筆 東京国立博物館蔵、
(釈文)癸卯参月 在蘇之雲隠山房 雨窓無事
(癸卯 参月在 蘇之 雲隠山 房雨 窓無 事)

わたしは光をつくり、また暗きを創造し、繁栄をつくり、またわざわいを創造する。わたしは主である、すべてこれらの事をなす者である。
(イザヤ45:7)

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【作る】

人間には、物事を作る能力が与えられています。

毎日の生活を、人頼みせず、自分で生活を作る、すなわち、切り盛りすることです。

これは書道の楷書に当たります。

当たり前のことを当たり前にすることが大切です。

日々の生活の中で、小さなことを決してなおざりにしないことです。

【造る】

第2段階は、行書です。

良き素材を見つけ、その素材を活かし、互いの素材を組み合わせることです。

著名な宮大工が塔を建てるとき、山をまるごと買い、それぞれの木の持ち味を活かして建てるとおっしゃいました。

人生も同じです。

【創る】

この域は、まさに草書の世界で、人間の我力を越えた世界です。

この域に達するには、素直に天の摂理に従うことです。

この世界は、絶えず感動があり、新鮮で、迫力ある人生を生きることになります。

今週も、この域を目指して歩んでまいりましょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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天の摂理を示す聖書の言葉は、

「わたしは光をつくり、また暗きを創造し、繁栄をつくり、またわざわいを創造する。わたしは主である、すべてこれらの事をなす者である」
(イザヤ45:7)

です。

人間の目からは、「あれはダメ、これはいい」と見え、良いものだけを求めて人生を作り上げようとしますが、預言者イザヤを通して啓示された神の世界はそうではありません。

光と闇、繁栄と災い、という対極にある概念を出し、その両方が矛盾無く神にあって一つの世界の中にあることを示しています。

ちょうど現代物理学が解き明かしたように、物質の最小単位である素粒子は、粒子であると同時に波でもあります。

この宇宙は、相反するものが矛盾なく共存する神の創造の業の中で存在しているのです。

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すべてを感謝しつつ、神の導きに従い、楷書・行書・草書の歩みを進んでまいりましょう。

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