今日のみ言葉【No.2643】(2021年10月 2日)「神との平和」
このように、わたしたちは、信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストにより、神に対して平和を得ている。
(ローマ5:1)
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イベルメクチンを開発した大村智氏は、2015年にノーベル医学賞を受賞しました。
この薬はオンコセルカ症(河川盲目症)を根絶する効果を表し、熱帯地方に住む3億人を寄生虫感染症による失明の危機から救ったとされています。
しかも、副作用がほとんど無く、無償供与されており、他の感染症にも効き、ダニによる疥癬(かいせん)などは一度の服用で治ってしまう特効薬です。
人類の罪を病とするなら、イベルメクチンを上回る完全な特効薬がキリストの十字架です。
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キリストは十字架上で全人類の罪のための身代わりの死を遂げ、復活し、罪の贖いが成されたことを証明されました。
そのことを自分のためであったと信じた者は、神の前で罪なき者、すなわち「義」と認められます。
「わたしたちの主イエスを死人の中からよみがえらせたかたを信じるわたしたちも、義と認められるのである」
(ローマ4:24)
これが義認(ぎにん)の恵みです。
自分で今まで犯した罪の償いをしたから正しい者となったのではなく、キリストが身代わりになってくださったと信じる信仰を持つ者を、神は
「正しい者。義人(ぎじん)」
とみなすのです。
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するとどうなるのでしょう?
「このように、わたしたちは、信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストにより、神に対して平和を得ている」
(ローマ5:1)
とあるように、神とは平和の関係になります。
それまでは、
「あなたのかたくなな、悔改めのない心のゆえに、あなたは、神の正しいさばきの現れる怒りの日のために神の怒りを、自分の身に積んでいるのである」
(ローマ2:5)
とあるように、神は怒りをもってあなたに向かっている存在でしたが、キリストの十字架という特効薬を服薬した後は、この関係は完全に癒やされ、神の怒りはなくなります。
神との平和があるということは、神は常にあなたに向かって微笑み、恵みをもって接しようとされ、あなたの祈りは言葉に出す前からすべて聞かれている状態にあるということです。
ですから、
「わたしたちは、あわれみを受け、また、恵みにあずかって時機を得た助けを受けるために、はばかることなく恵みの御座に近づこうではないか」
(ヘブル4:16)
とあるように、積極的に神に恵みを求めていく生き方ができるのです。
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恵みとは、あなたが良いことを行い、善行の貯金が一定額以上に貯まったから求められるというものではありません。
恵みを受けるに値しない者が受ける恵みが真の恵みです。
つまり、あなたの今のそのままの状態から神に向かって叫び求め、はばかることなく、大胆に恵みの御座に近づくのです。
その祈りをなす今日でありますように…。
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