今日のみ言葉【No.2606】(2021年 8月 7日)「心のさとき者」
心のさとき者は戒めを受ける
(箴言10:8)
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あなたは車に乗った時シートベルトをしますか?
もちろん「カチッ」と音が鳴るまでキッチリと装着されるでしょう。
さて、もしシートベルトをしていない人を取り締まる法律がなかったとしたらどうでしょう?
それでもするでしょう。
自分の身を守るためです。
では、申し上げます。
あなたが運転前によく祈って、神は必ずや自分を無事に目的地まで送り届けてくれるという確信を得た場合はどうでしょう?
つまり、神が守ってくれるのだから人間側の安全対策はする必要がなく、それどころか、自分がシートベルトをすることがそもそも神への信頼を裏切ることになるのではないか、という考え方です。
それでもシートベルトはするのです。
神を信じるとはそのようなものなのです。
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信じるという世界には100%の安全保証はありません。
100%安全だったら、信じるという行為自体が成り立たないからです。
たとえば、あなたが手に持っているものを離せば、それは下に落ちます。
万有引力によって地球に引き寄せられるのです。
これは地球上にいれば必ず、100%そうなります。
ですから、ここに
「落ちるだろうか?落ちないだろうか?いや、必ず落ちると信じる」
などという自問自答は起こりません。
つまり、信仰を持って生きるということは、常に信じたことがその通りにならないという可能性と隣り合わせに生きることなのです。
ですから、信じた通りになるように努力し、祈ったことと反対のことが起きないように備えつつ、信じた道を歩み通すのです。
これがたとえ信仰があってもシートベルトをする理由です。
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「心のさとき者は戒めを受ける」
(箴言10:8)
との御言葉には、この辺の消息が含まれています。
心のさとき者とは知能指数が高い者と言うより、神を心から恐れる者のことです。
その人は進んで戒めを受けるのです。
つまり、この世界は神がご支配なさると堅く信じていても、
「何か注意点はないですか?心がけることはないでしょうか?」
と先立って人に求め、アクシデントが起きることを認めつつ、それを防いで100%の安全航路を進む人なのです。
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神の知恵をいただき、問題に対処しつつ、必ずゴールに到達できると信じて歩んで参りましょう。
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