今日のみ言葉【No.2560】(2021年 6月12日)「御言葉のシャワー」
わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。
（イザヤ４３:４ 新改訳）
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若い方々から仕事上の悩みを聞くことがあります。
多いのは人との比較です。
「職場の先輩のトーク力に比べると、私は全然喋れない」
「他の人より私はネガティブだ」
私は彼ら彼女らが気にしている面の裏面を話します。
つまり、短所だと思っていることは実は長所なのではないかと気づいてもらおうとするのです。
「話せないとは余計なことを喋らないでいられるということではないの？要点だけを的確に話せるということではないかな？」
「ネガティブとは将来の否定的要素を事前にキャッチできるということではないか？危機察知能力があるのでは？」
私がそう言えるのは
「神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった」
（創世記1:31）
との御言葉にあります。
創造は良きものであるという前提で見る時、欠点だと思えるものが実は長所として輝いているのが見えるのです。
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自分はこれでいいのか、と悩む時は、まず神の霊のシャワーを浴びることです。
それは、神様が自分をどう思っていらっしゃるのか、御言葉を再確認することです。
さきほどの
「神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった」
（創世記1:31）
でも良いでしょう。
イザヤ書には
「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」
（イザヤ４３:４ 新改訳）
と記してあります。
「私は神の目には素晴らしい存在で、愛されているのだ」
と神の前での自分の姿と位置を確認できれば、正しい方向に進むことができます。
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ただし、それだけでは、
「人間はもともと善なる存在で、自分は何も悪くないのだ」
という神抜きでも進める方向に向かうかもしれません。
私たちは神の作品として造られたはずでしたが、方向を間違えて罪を負った人間であることを忘れてはなりません。
それでも神によって私たちは愛されているという御言葉のシャワーがあります。
「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである」
（ヨハネ3:16）
ご自分のひとり子を十字架につけて罪ある人間の身代わりとするほど、神は私たちを愛していてくださるというのです。
この限りない愛を注いで下さる神がいらっしゃると信じて生きる時に、霊のシャワーで私たちの心が洗われ、自分の表も裏も見えてきて、真に進むべき方向が見えてくるのです。
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御言葉によって自分の姿を再確認する今日として参りましょう。
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