今日のみ言葉【No.315】(2012年 5月25日)
さて、パウロはアテネで彼らを待っている間に、市内に偶像がおびただしくあるのを見て、心に憤りを感じた。
(使徒17:16)
——————
使徒行伝17章では3つの町が出てきます。テサロニケ、ベレヤ、そしてアテネです。
テサロニケでは多くのギリシャ人が信じましたが、同胞のユダヤ人からは妬まれ、暴動が起きました。
夜の間に逃げていった先のベレヤの町では、逆にユダヤ人は好意的であり、ギリシャ人と共に多くの人がキリストを信じました。
しかし後に素晴らしい教会が生まれたのはテサロニケでした。
神のみ業は人間の思いとは異なるのです。
-*-*-*-*-*-*-
アテネでパウロは
「心に憤りを感じた」
ほどに情熱を持って、しかも知的なギリシャ人向けに理路整然と語りました。
しかしその結果は失敗と言うに等しいものでした。
「死人のよみがえりのことを聞くと、ある者たちはあざ笑い、またある者たちは、『この事については、いずれまた聞くことにする』と言った。」
(使徒17:32)
神のみ業は人間の思いとは異なるのです。
-*-*-*-*-*-*-
私たち人間に求められているのは忠実さです。
旧約聖書、伝道の書11章6節にこのような御言葉があります。
「朝のうちに種をまけ、夕まで手を休めてはならない。実るのは、これであるか、あれであるか、あるいは二つともに良いのであるか、あなたは知らないからである。」
どの種が成長し、実を結ぶかは神様のみが知っていることです。
それと同じように、神の言葉を聞いた人のうちで、どの人が残り、どの人が教会を支える人となるかは神様しか知らないのです。
-*-*-*-*-*-*-
神のみ業は人間の思いとは異なります。今日も忠実な歩みをして参りましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません