今日のみ言葉【No.2979】(2023年 1月 4日)「イサクの嫁選び(1)」

アブラハムは年が進んで老人となった。主はすべての事にアブラハムを恵まれた。
(創世記24:1)

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「お金を多くもらえればもっと幸せになれる」

これは本当でしょうか?

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン教授の研究によれば、年収7万5千ドルまではその通りなのだそうです。

つまり、日本円にして年収1千万円に到達するまでは、収入と幸福度は比例します。

ところが、それを境に幸福度は頭打ちになり、収入が増えても幸福度はほぼ変わらない結果となりました。

物質的なものが満たされると、人は別のものを求めるようになります。

アブラハムにとって、イサクのお嫁さんを選ぶことがそれでした。

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今日の聖句では、

「アブラハムは年が進んで老人となった。主はすべての事にアブラハムを恵まれた」
(創世記24:1)

とあります。

神はアブラハムと結んだ契約を果たしておられるのです。

「わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう」
(創世記12:2)

アブラハムに与えられた祝福で、土地が与えられる約束は、まだベエルシバの井戸とサラの墓地だけでした。

また、星の数のように子孫が増える約束の成就もこれからです。

しかし、アブラハムは信仰によってそれらの祝福を遙か遠くに見ながら、すでに手にしているかのようにして生きていたのです。

「さて、信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである」
(ヘブル11:1)

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霊的、物質的祝福が与えられたアブラハムは、子や孫や、さらに続く多くの子孫が与えられていることを前提として次の段階を求めます。

それはイサクの嫁選びです。

アブラハムの頭の中の考えは、きっとこういうものだったでしょう。

「未来において必ず子孫が繁栄しているのだから、当然イサクは結婚している。となれば、彼の妻となる女性は必ず与えられるはずだ。うかつに選ぶことはできない。神の御心にかなった嫁を探すにはどうしたらいいだろう」

そこで彼は最も信頼できるしもべエリエゼルを呼び寄せ、彼にイサクの嫁選びを任せます。

これ以降、神が摂理をもって導く過程が創世記24章に記されています。

どのようにそれがなっていくのか。

読者の皆様と共にじっくりその旅を味わって参りたいと思います。

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あなたの最大の関心事は何でしょう?

神の祝福に満たされ、御心を求めさせていただけるよう、心も体も整える今日として参りましょう。

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Posted by maruyama