今日のみ言葉【No.2542】(2021年 5月22日)「神の剪定」

実を結ぶものは、もっと豊かに実らせるために、手入れしてこれをきれいになさるのである。
(ヨハネ15:2)

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教会のハイビスカスの枝が伸びすぎていたので、冬になる前、思い切ってバシバシと切りました。

4月まで家の中の陽当たりの良い場所に置いていたのですが、ハイビスカスは裸のままです。

「素人の私がやった剪定(せんてい)だから、これは失敗したかな。ハイビスカス君、ごめんね」

と言いつつ、最後の望みをかけて日光が燦々と降り注ぐ外に鉢を置いてみました。

さて、お隣りには植木の達人のおじいちゃんがおられます。

私が

「失敗しました。枯らしてしまったかもしれません」

と言うと、一目見るなり

「大丈夫。そのうち葉が出ますよ」

とおっしゃいます。

その言葉に勇気を得て、水と肥料を与えた今、枯れたように見えたハイビスカスから緑の葉がいくつも伸びだしています。

やがて夏に鮮やかな花を咲かせてくれるのでしょう。

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聖書にも剪定の箇所があります。

イエス様がぶどうの木に、父なる神様が農夫にたとえられています。

「わたしはまことのぶどうの木、わたしの父は農夫である」
(ヨハネ15:1)

この話の流れでは、私たちはぶどうの木につながっている枝にたとえられます。

農夫である神は、「手入れしてこれをきれいになさる」とありますが、これは剪定です。

私たちがハイビスカスの枝同様、バシバシと切られるのです。

それは

「実を結ぶものは、もっと豊かに実らせるため」
(ヨハネ15:2)

です。

切られたところから新しい枝が出て、やがてそこに最善のぶどうの実がなるのです。

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可能思考で有名なロバート・シュラー牧師の子供の頃の話です。

お父さんが果樹の剪定をするのを見た時、子供のロバート君は大変驚きました。

それは、前のシーズンに彼が実をもいだ、まさにその枝だったからです。

「お父さん、お願いだ。その枝を切るのはやめて。去年一番多く実がなった枝なんだよ!」

お父さんは息子に忍耐深くこう教えました。

「春になれば新しいのが出てくるんだ。それが最も良い実をならせるんだよ」

お父さんの言ったことは正しかったのです。

しかし、一番実り豊かだった枝を切り落とし、まだ生まれてもいない新しい枝に信頼することには、相当大きな信仰が必要だったことでしょう。

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あなたの人生の在庫には処分すべき廃品があるのではないでしょうか?

また、今までどおりの努力の仕方を変えたり、新しいテクノロジーを学ぶための時間が必要なのかもしれません。

信仰の道を歩むことは、厳しい剪定に出会うことでもあります。

しかし、その神の刃は、外科医が持つメスのようなものです。

新しい活力が生み出され、豊かな実がなることを信じ、神の剪定を受け入れて参りましょう。

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Posted by maruyama