今日のみ言葉(2012年 5月8日)【No.300】
すると、一同は聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、いろいろの他国の言葉で語り出した。
(使徒2:4)
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今日の聖句は、約束の聖霊が下った個所です。
それは「五旬節の日」(ペンテコステ)とありますから、イエス様の復活から50日目のことです。
イエス様は復活後40日間地上におられ、その後、昇天されましたから、人々が祈っていたのは10日間ということになります。
初めから10日後、と分かっていれば祈り続けることはたやすかったでしょうが、いつ下るとも知れぬ聖霊を待ち望み祈ることはそう簡単なことではなかったでしょう。
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ところで、イエス様は復活後、
「五百人以上の兄弟たちに、同時に現れた。」
(第1コリント15:6)
とあります。
しかし、実はその全員に聖霊が下ったのではありません。
「百二十名ばかりの人々が、一団となって集まっていた」
(使徒1:15)
そのところに聖霊が下ったのです。
本当に約束を信じて、共に集い、祈り続けた人々の上に聖霊が降りたのです。
いつ神のみわざがなされるかは神の側で決められます。
人間側では、神の約束が必ず果たされることを信じ、まだ来ないその日のために備えをして生きるのです。
ここに信仰生活の難しさがあり、また希望と喜びがあります。
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私たちがすべき備えとは何か、祈り求めて参りましょう。
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