今日のみ言葉【No.2721】(2022年 1月15日)「心をつくして」
主よ、わたしは心をつくしてあなたに感謝し、もろもろの神の前であなたをほめ歌います。
(詩篇138:1)
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精神科医の樺沢紫苑氏には、
「メンタル疾患が治って復職したが、いつ再発するかと思うと不安です」
という相談が多く寄せられるそうです。
職場には戻れても、調子が悪いのは当たり前で、以前のように100%バリバリと仕事ができるわけではありません。
患者さんは自分の悪いところに敏感ですから
「なんて私は調子が悪いんだろう。なぜ良くならないんだろう」
と思うのもやむを得ません。
しかし、そのままでは、仕事に復帰できているという良い面がかき消されてしまいます。
樺沢医師はご自分のユーチューブチャンネルでこうアドバイスされています。
「自分の症状の悪い所、だめな所、うまく行っていない所ばかり注目するから落ち込んで、余計ストレスが多くなって、治らなくなっています。まず、自分のうまく行っていることにもっと注目しましょう。今調子がいいところに注目しましょう」
人生には良い面と悪い面の両方あります。
その良い方に目を止め、
「これって最高!」
と言葉で言い表すのです。
現代の医師が勧めるアドバイスに先んじて、聖書は古来から「賛美」という形でこれを行うことが命の源に通ずる秘訣だと教えています。
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聖書の言う「賛美」は今日の聖句で表されています。
「主よ、わたしは心をつくしてあなたに感謝し、もろもろの神の前であなたをほめ歌います」
(詩篇138:1)
ここでは
「心をつくして」
というところがポイントです。
心をつくして感謝し、心をつくしてほめ歌うのです。
具体的には、教会の礼拝に行った時、
「神様にはあれもしていただいた。これもしていただいた。良かった。感謝だ」
という思いを持って出席し、その場で歌われる讃美歌やゴスペルソングを「心をつくして」歌うという行為をすることです。
これがあなたの心を守り、毎週やって来る試練にも負けずに乗り越えていられる力となるのです。
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リック・ウォレン(Rick Warren)師は2022年1月9日のサドルバック教会の礼拝で、賛美の素晴らしい力について語っています。
礼拝後に、
「リック先生、私は今日の礼拝で何も得るところがありませんでした」
と言ってくる人がいるそうです。
ウォレン師は42年間の牧会経験で、この方々にただ1つの同じ質問をします。
すると、相手からの返答も常にただ1つ、同じ答えが返ってくるそうです。
彼はこう尋ねます。
「あなたは礼拝中の歌を心をつくして歌おうとしたか?それとも、ただそこに立って、他の人たちが歌うのを見ていただけか?」
“Did you attempt to sing all of the songs with your whole heart? Or, did you just stand there watching other people sing?"
すると、誰一人その答は違わず、まったく同じ返答が返ってくるそうです。
「私はただそこに立っていただけです。歌おうとはしていませんでした」
“I just stood there. I didn’t try to sing."
リック氏はこう指摘します。
「それが君の問題なのだよ。だから礼拝から何も得るところがなかったんだ。あなたは礼拝に何も入れなかった。あなたの心を注がなかったのだよ」
“That’s your problem. That’s why you got nothing out of the service. You didn’t put anything into it. You didn’t put your heart into it."
心をつくして賛美し、心をつくして神をほめたたえる。
そのために、神が自分に与えた良い面に注目する。
これが命を今日も燃え立たせる神の方法なのです。
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今日も賛美にあふれる一日として参りましょう。
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