今日のみ言葉【No.2516】(2021年 4月17日)「逆転の訓練」
荒野と、かわいた地とは楽しみ、さばくは喜びて花咲き、さふらんのように、 さかんに花咲き、かつ喜び楽しみ、かつ歌う。
(イザヤ35:1)
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北国の春は本当に良い季節です。
雪が溶けた黒い地面から、福寿草、クロッカス、水仙、チューリップが競うように咲き誇ります。
上を見れば、枯れ木姿のはずだった梅、桜、木蓮が間を置かずに次々と花を咲かせています。
神様が雪と氷の世界を暖かい春へと、そして、凍った地面を花園に変えて下さるのなら、私たちも美しい人間性を備えた者へ変えて下さるのではないでしょうか?
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イザヤ書第35章は救い主メシアが到来した時、世界はこのように回復されるという預言です。
「荒野と、かわいた地とは楽しみ、さばくは喜びて花咲き、さふらんのように、 さかんに花咲き、かつ喜び楽しみ、かつ歌う」
(イザヤ35:1)
私たちは現在、救い主イエス・キリストが到来した後の時代に生きています。
では、イザヤの預言通りに幸せな環境を味わっているかというと、必ずしもそうではありません。
この時代は、さらに後の完成に至るまでの途中の時間に当たるからです。
スーパーに試食のコーナーがありますが、私たちは天国の試食をしながら、今晩の夕食の献立を思い描き、現実の空腹感と戦っているようなものです。
今は完全には満たされていないが、必ずそうなると信じて、未来に希望を持ちながら生きる時間帯なのです。
サッカーではこちらの疲労度が増し、相手に攻め込まれる時間帯があります。
そこを持ちこたえさせるのは、必ず反撃のチャンスが来ると信じる意識です。
このままではいつか相手にゴールを決められてしまうというイメージを頭の中に作るのではなく、忍耐した後にカウンターのチャンスがあり、一気に相手ゴールを陥れられるのだというイメージを保ち続け、実際にそれをやるのです。
そのために、私たちは絶えず御言葉に戻り、その意識を再確認し、強化して現実に立ち戻る訓練を日々続けていくのです。
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ホスピス医の小澤竹俊先生が作った「逆転」の練習文を紹介します。
最初から終りまで読み、そこから逆に読んでみて下さい。
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(↓ここから読む)
コロナ危機の中でも、人は笑顔になれる
私は、そんな言葉は信じない
どうせ解決できない苦しみがあれば、笑顔になんかなれるはずがない
それでも、みんなは勝手に言うであろう
専門的な知識がなくても、苦しむ人の力になれる
医療者ではなくても、苦しむ誰かの支えになれる
たとえ解決できない苦しみをかかえていても
たとえ時間を過去に戻すことができなくても
わかってくれる誰かがいたならば
その人にとっての尊厳が守られるのであれば
笑顔を取り戻すことは可能である
しかし、それは間違いだ
苦しんでいる人が笑顔になんて、なれるはずがない
知識のない私が、苦しむ人の力になれるはずがない
苦しむ人は、専門家に助けてもらえばよい
もう私にできることなど何もない
もはやこの世は絶望である
(↑ここから先頭に向かって逆に読んでみて下さい)
(出典:『苦しみのない人生はないが、幸せはすぐ隣にある』、小澤竹俊著、幻冬舎)
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未来を先取りし、将来必ず得られる祝福を信じる訓練をしつつ、今日も歩んで参りましょう。
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