今日のみ言葉【No.2475】(2021年 2月19日)「復活のイエスと弟子たち(5)」

主イエスは彼らに語り終ってから、天にあげられ、神の右にすわられた。
(マルコ16:19)

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私の父の火葬の時、母は

「お父さん、お空に帰って行った」

と言いました。

キリスト教知識のある私でしたが、それを問いただすことをせず、

「ああ、そうだね」

とだけ言って終わらせました。

現代の日本人の多くは、人は死んだら天に帰ると漠然とでも思っているのではないでしょうか。

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イエス・キリストは、復活後40日間地上におられ、そして昇天されました。

「こう言い終ると、イエスは彼らの見ている前で天に上げられ、雲に迎えられて、その姿が見えなくなった」
(使徒1:9)

現代日本人の考えでは、人間が天に帰ったとすると、

「上から見守っていてくれて、困った時には助けてくれる」

というイメージを思い浮かべることでしょう。

聖書が証言する昇天後のイエス・キリストは、

「神の右にすわられた」
(マルコ16:19)

とあります。

これは、キリストが生ける主として、神と共に、神と等しい権威と能力を持って働いておられる事実を表しています。

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キリストの福音は十字架による罪の赦しだけで終わるのではありません。

罪がゆるされた後、復活によって永遠の命が与えられる恵みが続きます。

しかし、それだけですと、たとえ現実が苦難続きでも、

「罪赦されているだけでもいいか…。死んだ後も復活があって永遠に生きられるのだから、それを楽しみにして、なんとか流して生きよう」

という消極的生き方に終わるかもしれません。

十字架と復活の後に、昇天のキリストの働きが今、この時、あると聖書は力強く告げています。

「神はその力をキリストのうちに働かせて、彼を死人の中からよみがえらせ、天上においてご自分の右に座せしめ、彼を、すべての支配、権威、権力、権勢の上におき、また、この世ばかりでなくきたるべき世においても唱えられる、あらゆる名の上におかれたのである」
(エペソ1:20-21)

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昇天し、神の右に座し、すべての権威の上に立っておられるキリストを信頼して生きる実例を、以前の御言葉メールから抜粋して再掲します。

山谷で伝道されている女性伝道師、森本春子牧師のところにヤクザが脅しにきたときの話です。

教会をこの地から追い払おうと、ヤクザが散々まくし立てた後、森本先生は一言こうおっしゃいました。

「親分さん、私のバックは相当な方ですよ」

もちろん森本先生は、自分の背後にいらっしゃるイエス・キリストの存在と神の力を語ったわけですが、ヤクザはそう取らなかったようです。

バックといえば裏の世界ではその人の後ろ盾となっている○○組の親分のことを意味します。

あまりにも大胆な森本牧師の態度に、「これはどこかの組の大親分がバックについているらしい」とそのヤクザは思ったようです。

すごすごと引き帰り、二度とやってくることはありませんでした。

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キリストに信頼し、その生きた力が最善の時に現されることを信じ、今日の一歩を進めて参りましょう。

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