今日のみ言葉【No.1839】(2018年 9月19日)「 神の祝福を受けるための訓練『体を動かす』」

わたしは朝早く起き出て呼ばわります。わたしはみ言葉によって望みをいだくのです。
(詩篇119:147)

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教会のニコニコ寮で生活する人は、朝起きたらまず布団を上げます。

朝起きられないという人も布団を上げます。

「今日は起きられるか起きられないか。起きたほうがいいか寝ていたほうがいいか」

そんなことを考えていたら起きられないからです。

一旦布団をたたんでしまって、起きてから、

「さて、今日はどうしようか」

と考えます。

おわかりでしょうが、そこまでやれば一日起きているものです。

本当に体の具合が悪ければ、もちろんそこで布団を敷き直して寝ます。

しかし、そういう例はごく僅かです。

寝ている時に考えていることと、起きてから考えることは、両方共真実に思えますが、全く別の考えを持っているものです。

ですから、まず体を動かしてみるのです。

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詩篇の記者は

「わたしは朝早く起き出て呼ばわります」
(詩篇119:147)

と言っています。

今日一日に希望があるか、神様が祝福してくださるかどうか、そんなことは一切問わず、まず声を上げて神に向かって祈るという行動から始めているのです。

まず体を動かし、何らかの行動を起こすと、目の前の風景が変わります。

するとそれに反応して気持ちが変わったり、新しい考え方が湧いてきます。

動き出すと、体の中の状態も変わり、内部の感覚が違ってきます。

そうすると、今までの「やれない」という固い思いが、「やれる」という軽やかな思いに変化します。

「わたしはみ言葉によって望みをいだくのです」
(詩篇119:147)

という状態になるのはこの後です。

布団の中で延々と

「み言葉によって望みをいだく、み言葉によって望みをいだく…」

と唱えて、望みがやって来るのでしたらおやりになったらよろしい。

私はやりません。

まず体を動かし、心が少し変わり、聖書の言葉が入りやすい状態になってからの方が希望を抱きやすいからです。

このような現実的工夫を積み重ね、自分をいたわり、丁寧に自分を仕上げることが自分を愛することなのです。

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行動のためのヒントを一つ。

「2分で出来る仕事なら、優先順位を無視してそれを行う」

というものです。

山のように仕事があって、重要度順に優先順位をつけても、やっぱり難しくて時間がかかる優先順位第一番目の仕事には手を付けたくないものです。

すると、どうでもよい仕事の方が簡単ですから、ついついそれを先にして、結局最後まで引き延ばしていた難しい仕事を時間オーバーでやる破目になり、疲れきってその日を終えるということになりがちです。

あなたの前に気になっているものがあるなら、それを2分で終えられるかどうか、ちょっと考えてみましょう。

それは優先順位を無視してさっさと処理してしまいましょう。

そうすると、今まで目の前に見えていた風景が変わります。

そして

「なるほど、あれが雑音となって優先順位1位の仕事をする妨げになっていたのだな」

とわかります。

気になっていたらさっさとやる。ただし2分間。

体を動かし、行動することによってすっきりとした頭の中に、神のアイディアは舞い降りてくることでしょう。

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まず神に呼ばわるところから今日の一日をスタートさせましょう。

み言葉による望みにあふれる一日となりますように…。

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