今日のみ言葉【No.2471】(2021年 2月15日)「キリスト教イロハ(131)『伝道』」
ダマスコの諸会堂あての添書を求めた。それは、この道の者を見つけ次第、男女の別なく縛りあげて、エルサレムにひっぱって来るためであった。
(使徒9:2)
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「この道は いつか来た道 ああそうだよ あかしやの花が咲いてる」
北原白秋が北海道に旅行に行った時の思い出を抒情豊かに歌い上げている名曲、『この道』です。
聖書にも「この道」という言葉があり、それはキリスト教を指します。
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使徒パウロがまだ回心する以前、彼はキリスト教の迫害者として
「この道の者を見つけ次第、男女の別なく縛りあげて、エルサレムにひっぱって来る」
(使徒9:2)
という行動に及んでいました。
ここに「この道」という語がありますが、初代教会のクリスチャンたちは、当初「この道の者」と呼ばれていました。
つまり、伝道とは「この道」を伝えることなのです。
では聖書が言う「この道」とは何でしょうか?
それは、イエス・キリストによって人々が神を愛し、隣人を愛するようになることです。
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神は御子イエスを十字架につけ、全人類の罪の代償とされたと聖書は証言しています。
「さらに、わたしたちが罪に死に、義に生きるために、十字架にかかって、わたしたちの罪をご自分の身に負われた。その傷によって、あなたがたは、いやされたのである」
(第1ペテロ2:24)
イエスの十字架が自分の罪の身代わりであったと知り、それがフェイクニュースなどではなく、真実なものと信じるなら、神の前においてその人の罪は赦されます。
「神は、わたしたちを責めて不利におとしいれる証書を、その規定もろともぬり消し、これを取り除いて、十字架につけてしまわれた」
(コロサイ2:14)
「しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである」
(ヨハネ1:12)
このようなプロセスを踏み、すでに神の側で大きな犠牲が支払われました。
それは何のためだったのでしょう?
それは、イエスを救い主と信じる者が、神を堂々と「父」と呼ぶことができるようになるためです。
「この道の者」であるクリスチャンは、信じた瞬間から神との関係に何のわだかまりもなくなるので、平安と力が与えられるのです。
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この喜びを他の人々に分かち与えることが伝道です。
クリスチャンが伝道するのは、人数を集めて数を多くし、勢力を拡大するためではありません。
そのようなこの世的頑張りも、一部は神様が憐れみをもって用いて下さるでしょう。
しかし、そうする必要はありません。
どんな人でも、キリストの福音に接し、そこに心開かれると、喜びの人、平和と力の人に変えられるからです。
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「この道」を歩み続ける者として、今日を精一杯過ごして参りましょう。
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