今日のみ言葉【No.3116】(2023年 6月28日)「ヤコブの逃避行」
こうしてイサクはヤコブを送り出した。ヤコブはパダンアラムに向かい、アラムびとベトエルの子で、ヤコブとエサウとの母リベカの兄ラバンのもとへ行った。
(創世記28:5)
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イサク一家の分裂は、次の時代への幕開けとなります。
根底に流れる神の御手の働きに目を止めて読む時、この箇所の意味が正しく理解できます。
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エサウがヤコブを殺そうとしていることを察知したリベカは、愛するヤコブを逃がそうとします。
夫イサクに、エサウの嫁たちとうまく行かないので、ヤコブの嫁とはそうならないように、同族の者から結婚相手を選ぶべきだと提案します。
これは表面的には正当なことですが、実はそれは建前であり、本音は別のところにありました。
リベカは兄ラバンのところまで遠くヤコブを離し、彼を安全地帯に移す計略を実行したのです。
イサクはイサクで、そうするからにはヤコブが祝福の継承者であることを認めざるを得ません。
そこで、
「全能の神が、あなたを祝福し、多くの子を得させ、かつふえさせて、多くの国民とし、またアブラハムの祝福をあなたと子孫とに与えて、神がアブラハムに授けられたあなたの寄留の地を継がせてくださるように」
(創世記28:3-4)
と祈りました。
このようにして、人間の思いや行動はどうあれ、神の御心は成っていくのです。
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ここから、人間の行動に応じて、神のお取り扱いは変わっていきます。
神に背を向け、あくまでも自分の考えを貫いて生きるか、あるいは、神の招きに素直に応じて苦労してでも神の道を進むか…。
さて、イサクとリベカが歴史の表舞台から姿を消した後、エサウとヤコブの時代になります。
この兄弟はどのように生きたのでしょう?
以下、次回に続きます。
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イサク、リベカ、エサウ、ヤコブ、皆的外れな行動をしています。
そのような中、神の計画は進められます。
この御方の計画があると信じ、その中を歩む今日として参りましょう。
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