今日のみ言葉(2012年 3月14日)【No.263】
しかし、霊があなたがたに服従することを喜ぶな。むしろ、あなたがたの名が天にしるされていることを喜びなさい。
（ルカ10:20）
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オーストラリアで教会研修を終え、帰国便に乗る3日前、念のため航空会社に確認の電話を入れました。
「私の名前はありますでしょうか？」
受付嬢の答は
“No. Your name is not on the list."
「いいえ、お名前は名簿にはございません」
という素っ気ないものでした。
しかし私は大ショック！
もう一度確認をお願いし、翌日、「大丈夫です」という連絡をもらい、一応ほっとしました。
しかし本当に安心できたのは、空港に行って実際に私のチケット上で自分の名前を確認した時でした。
「これで自分の国に帰れる！」
その安心感はたとえようのないものでした。
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今日の聖句の前の章で、
「それからイエスは十二弟子を呼び集めて、彼らにすべての悪霊を制し、病気をいやす力と権威とをお授けになった。」
（ルカ9:1）
とありますから、弟子たちはその成果を報告しにイエス様のもとに集まったのです。
イエス様の反応は、
「しかし、霊があなたがたに服従することを喜ぶな。むしろ、あなたがたの名が天にしるされていることを喜びなさい」
というものでした。
自分が神の力によって何かできるようになった、ということで喜ぶな、ということです。
それよりもっと大事なことは、自分の名前が天に記されていることです。
あなたが何かバリバリと出来ている時も、何も出来ない状態になっているとしても、あるいは、神様の前に顔向けできない心の状態になっている時も、
「あなたがたの名が天にしるされていること」
つまり、この私という存在がいつも神さまに覚えられていることが真の平安の土台なのです。
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自分の名前が、天国への帰国便搭乗者リストに載っていることを確認する一日として参りましょう。
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