今日のみ言葉(2012年 3月13日)【No.262】
また神の国を宣べ伝え、かつ病気をなおすためにつかわして
(ルカ9:2)
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イエス様の弟子たちは、
「神の国を宣べ伝え、かつ病気をなおすために」
つかわされました。
病の癒しは神の国宣教に直結した神の愛の業なのです。
私はそれをアメリカの神学校で学んだ時に体験しました。
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それは「ヒーリング・ミニストリー(癒しによる宣教)」という講義です。
祈って神の力によって肉体的精神的癒しを実現し、伝道する、という勉強です。
その最後に、「10人の人に癒しの祈りをし、その結果をレポートに書け」という課題があり、これを提出しなければ単位がもらえません。
早速20人程の名前をリストアップしました。
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正直に言って、最初に感じたのは恐怖です。
「祈って癒されなかったらどうしよう?」
「キリスト教には力がないんだ、と証明されてしまう…」
「今時、祈って癒されるなんて起こるのだろうか?」
「祈らせて下さいと言ったら、人は怒るのではないか?」
相当躊躇しましたが、ここまで来てやらないで終わるわけには行きません。
覚悟を決めて、「エイッ!」と飛び込みセールスをする感じで頼み込みました。
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その結果どうなったかというと、
祈って本当に肉体の痛みが消えたり、癒された人がいました。
また、肉体的にではなく、精神的に癒しを感じた方もおられました。
全く何も起こらなかった人もいました。
癒されなくても怒る人はいませんでした。
そして私が一番学んだことは、
「祈られた人は全て愛を感じた」
ということです。
癒されるか癒されないか、の二択しか考えていなかった私にとって、これは予想外の結果でした。
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祈って癒されることもあり、そうでないこともあります。
しかし大事なことは、結果がどうあれ、神の愛が伝わることです。
祈る時は、その点に心を配り、結果は神にお任せしましょう。
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神の愛は、あなたの祈りを通して流れていきます。
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