今日のみ言葉(2011年12月7日)【No.196】
「あなたがたもまた、キリストにあって、真理の言葉、すなわち、あなたがたの救の福音を聞き、また、彼を信じた結果、約束された聖霊の証印をおされたのである。」
(エペソ1:13)
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イエス・キリストを信じた瞬間に、神の霊である聖霊が私たちの内側に宿ります。
今日の聖句では、私たちが間違いなく神の子とされている証明として、
「聖霊の証印」
が押されている、ということを明らかにしています。
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エペソ人への手紙が書かれた当時の風習として、手紙には蝋(ろう)で封印がなされました。英語で言うワックスです。
ローマ帝国の役人はメッセージが書かれた手紙を蝋で封印します。
そして蝋がまだ暖かく柔らかい内に指輪で押印し、ローマの権威が示されたマークをそこに記しました。
このことによって、手紙の中身は真実であることを示し、指輪で押印した人の権威が共に運ばれたのです。
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私たちが神のものであるという証明のため、私たちの内側に聖霊様が住まわれました。
これは画期的なことです。
旧約時代、父なる神様は雲の中にご自分を現され、大音響でイスラエル人を震え上がらせました。
新約時代、肉体をとって来られた神の子イエス様は、私たちのそばまで来られ、人間の声で話されました。
しかし今や、聖霊の神はもっと近く、私たちの内側におられるというのです。
従って、聖霊様の声はもっと小さく、「ささやき」となっています。
このささやきをキャッチすることが、「約束された聖霊の証印」を確認する秘訣です。
その時、私たちの存在そのものがメッセージとなり、聖霊が共におられることによって、その真実さが周りの人々に証しされるのです。
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心を静め、霊の耳を澄まし、聖霊のささやきを聞く祈りの時を持って参りましょう。
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