今日のみ言葉【No.2373】(2020年10月 7日)「知恵に親しむ」
慎みはあなたを守り、悟りはあなたを保って、 悪の道からあなたを救い、偽りをいう者から救う。
(箴言2:11-12)
——————
米沢には「塩引き寿司」という郷土料理があります。
お隣りの新潟県村上地方では「塩引き鮭」が特産品ですから、昔は保存食としての鮭を使って祝い事に出されたのでしょう。
塩引き鮭は大量に塩を使っているので、普通に家庭で食べるには「塩抜き」をしなければなりません。
これが真水に入れるのではなく、塩水に入れるのです。
その方が浸透圧の関係で適度に塩が抜けるという古(いにしえ)からの知恵です。
このような知恵によって人の生活は守られてきました。
-*-*-*-*-*-*-
聖書は知恵を求めることの重要性を語っています。
「わが子よ、あなたは父の教訓を聞き、母の教を捨ててはならない」
(箴言1:8)
知恵は人を悪の道から救い、守るのです。
「慎みはあなたを守り、悟りはあなたを保って、 悪の道からあなたを救い、偽りをいう者から救う」
(箴言2:11-12)
ここでの「慎み」とは内に引っ込んで自分の意見を出さないことではなく、注意深い考察をした後に正しい反省をすることです。
善と悪を見分ける識別力と言ってもよいでしょう。
それゆえに、あやふやな判断をして後悔する結果から人を守るのです。
「悟り」とは自分の立場、位置を正しく判断できることです。
それゆえに、知恵を愛する者は悪意を語る者から防御されるのです。
-*-*-*-*-*-*-
さて、そうなると、常に勉強をし、いつも気を張っていなければならないような感じがしますが、どうなのでしょう?
その点は、旧約聖書のユダヤ的考え方では知恵と聖霊を同一視するということが解決の鍵となります。
つまり、知恵をつかの間のお客様として扱うのではなく、永久に自分と共に住まわれる御方として心に迎えて生きるということです。
「それは真理の御霊である。この世はそれを見ようともせず、知ろうともしないので、それを受けることができない。あなたがたはそれを知っている。なぜなら、それはあなたがたと共におり、またあなたがたのうちにいるからである」
(ヨハネ14:17)
あなたの内に住み、生きて働いておられる聖霊とコンタクトを持ち、この方がどう言っておられるかに霊的耳を傾けるのです。
もちろんその時には自分の声やサタンの声、この世の声も一緒に聞こえてきますから、それは聖書の言葉を読み、御言葉を心に貯えることによって見分ける必要があります。
その力は徐々についてきます。
赤ちゃんがお母さんの声を常に聞いているので他の人の声が識別できるように、私たちも神の言葉に多く触れることによって聖霊のみ声がわかるようになるのです。
お母さんの声が暖かいように、知恵は人の魂に真実な楽しみと満足を与えます。
それゆえ、人は自ら知恵に親しもうとするのです。
-*-*-*-*-*-*-
御言葉と祈りを通して真理の御霊なる聖霊に親しみ、あらゆる機会を通して知恵を与えていただき、この人生を神の守りの中で歩んで参りましょう。
-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-
□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■ご意見ご感想は、maruyama@mikotoba.orgまでどうぞ
■Webサイト https://mikotoba.org
■Youtube 丸山芳浩師 メッセージチャンネル
www.youtube.com/channel/UCXkISdmuTWhsbW1i4DNey6w
■御言葉メールの申込、停止は全て自動でなされます。下記メールアドレスに件名も本文も無い空メールを送信して下さい。
・御言葉メールをお申し込みになりたい方は
→ reg@mikotoba.org
(仮登録メールが送られますので、その中のリンクをクリックして本登録となります)
・御言葉メールを停止したい方は
→ del@mikotoba.org
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません