今日のみ言葉【No.2355】(2020年 9月11日)「ユダの裏切り(3)」

そして、一同が席について食事をしているとき言われた、「特にあなたがたに言っておくが、あなたがたの中のひとりで、わたしと一緒に食事をしている者が、わたしを裏切ろうとしている」。
(マルコ14:18)

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「コロナ禍」という言葉が定着しました。

この災がもたらした否定的なものがたくさん目につきますが、肯定的なものもあります。

その代表格として、各教会のメッセージがオンラインで動画配信されるようになったことが挙げられます。

そのことによって、教会から地理的にも心理的にも離れた人が、自分の今いる所で聖書の福音に触れることができるようになりました。

これは何という幸いでしょうか。

否定的事柄とは別に、現実には肯定的事柄もあるのです。

ユダの裏切りを通して表されたイエス様の愛もそのひとつです。

これから何回かに分けて、その愛を見ていきます。

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イエス様は洗足の時にすでに裏切りの予告をなさいました。

「イエスがこれらのことを言われた後、その心が騒ぎ、おごそかに言われた、『よくよくあなたがたに言っておく。あなたがたのうちのひとりが、わたしを裏切ろうとしている』」
(ヨハネ13:21)

洗足が終わり、過越の食事が始まってから、もっと詳しく予告をなさいます。

「わたしと一緒に食事をしている者が、わたしを裏切ろうとしている」
(マルコ14:18)

検索条件が次々に加えられ、裏切り者の範囲はどんどん狭められていきます。

「十二人のうちの一人で、私と一緒に鉢に食べ物を浸している者だ」(新共同訳)
(マルコ14:20)

しかし、この段階まで、ユダ本人以外、まだ誰も気づいていません。

イエス様はなぜ

「ユダ、お前だ。このいまいましい裏切り者め!」

と弟子たちの前で明らかにしなかったのでしょう?

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イエス様はユダの自発的な悔い改めを促しておられたのです。

ユダが自分から罪を認め、赦しを乞うなら、イエス様は即座に

「子よ。あなたの罪は赦されました」
(マルコ2:5)

と言われ、ユダを受け入れたことでしょう。

イエス・キリストは間違いなくユダを愛していたのです。

そしてその愛は現代を生きる私たちにも同じように向けられています。

神様からジワリジワリと責められているように感じたことはありませんか?

それはあなたに何度も悔い改めのチャンスを与えているということなのです。

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自分が神様から、ユダと同じ関わり方をされている、と感じたら、即座に天を見上げ、神の導きを求めましょう。

神の赦しはすぐその場で与えられ、そこから人生は大きく変わっていきます。

神の愛を再確認する今日でありますように…。

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