今日のみ言葉【No.2340】(2020年 8月21日)「終わりから始める(5)」

スティーブ・ジョブズ(from
mamegyorai.jp

貧しい人たちはいつもあなたがたと一緒にいるから、したいときにはいつでも、よい事をしてやれる。しかし、わたしはあなたがたといつも一緒にいるわけではない。
(マルコ14:7)

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iPhoneを作ったアップル社のスティーブ・ジョブズは、新製品の発表をするプレゼンテーションには常に同じ服装で臨みました。

・NewBalance991のスニーカー
・リーバイス501のデニム
・イッセイミヤケの濃紺のタートルネック

そう言えば、オバマ大統領はグレーかネイビーのスーツの2択。

Facebookのマーク・ザッカーバーグはいつも同じTシャツ。

その理由は、

「自分にとって重要でない決断の時間を削減する」

ためなのだそうです。

一度きりしかない重要な決断を間違いなく行うために、心のエネルギーを無駄にはしないぞ、という強い意志がその服装から見え隠れします。

高価な香油を捧げたマリヤはこの決断ができた人物です。

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マリヤが人々から厳しくとがめられた時、イエス様は

「するままにさせておきなさい。なぜ女を困らせるのか。わたしによい事をしてくれたのだ」
(マルコ14:6)

と彼女をかばいました。

そして、彼女の行動の意味づけを彼らのためにしてくださいました。

「貧しい人たちはいつもあなたがたと一緒にいるから、したいときにはいつでも、よい事をしてやれる。しかし、わたしはあなたがたといつも一緒にいるわけではない」
(マルコ14:7)

これはユダヤ人の文化・常識を知らないとよくわからないところでしょう。

イエス様の言葉の背景には、当時の人々なら誰でも知っていた聖書箇所があります。

「貧しい者はいつまでも国のうちに絶えることがないから、わたしは命じて言う、『あなたは必ず国のうちにいるあなたの兄弟の乏しい者と、貧しい者とに、手を開かなければならない』」
(申命記15:11)

現代的に言うなら、富の再分配と社会保障の仕組みです。

経済的格差はいつの時代でもあり、貧しい人は存在します。

ですから、イスラエルの民はこの律法に従い、貧しい人々に対する配慮を常になすことが命じられていました。

これがイエス様の言葉の中の

「貧しい人たちはいつもあなたがたと一緒にいるから、したいときにはいつでも、よい事をしてやれる」
(マルコ14:7)

という箇所の意味です。

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では、それに続く

「しかし、わたしはあなたがたといつも一緒にいるわけではない」
(マルコ14:7)

とはどういう意味でしょうか?

貧しい人々に対する関わりは、一生を通じていつでもしなければならないことです。

つまり、そのような方々と会うことは何度でもあるということです。

しかし、イエス・キリストに対してどのような態度を取るかの決断は、一生のうちでそう何度もあるわけではなく、もしかしたらその時の一度限りだけだったという可能性も大いにあるのです。

これが

「しかし、わたしはあなたがたといつも一緒にいるわけではない」
(マルコ14:7)

と言われた意味なのです。

ベタニヤ村でイエス様に香油を注いだマリヤは、その一度限りの場面に出会っていました。

今しか葬りの準備をする時はない。

マリヤはその時を生かしたのです。

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今日出会うチャンスを、全力で生かそうとする一日として参りましょう。

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