今日のみ言葉【No.2318】(2020年 7月11日)「神の緑の旗」

主のほかに、だれが神でしょうか。われらの神のほかに、だれが岩でしょうか。 神はわたしに力を帯びさせ、わたしの道を安全にされました。
(詩篇18:31-32)

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建設現場や道路工事の場所には、赤や緑の旗を振り、車の流れをスムーズにする交通誘導員の方がいます。

その中のお一人に

「指示を無視して入ってくる車があったらどうするのですか?」

と聞くと

「俺たちは警察官ではないから法的強制力は無いんだ。あんたがそうしても何の処罰も受けないよ」

とニヤリと笑って答えてくれました。

しかし、そんなことをしたら交通が大混乱に陥り、大変なことになるのは目に見えています。

自分の都合で動くのではなく、全体を考えている人の指示に従って動く時、私たちは自由に動けるのです。

人間は神の御心に沿ったことをしている時に、本当の意味での自由と安心を得ることができ、神が私たちの力となってくださるのです。

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今日の聖句は、神は岩のような堅固な土台となって私たちを支えてくださり、力を与え、進む道の安全を保証してくださるという御言葉です。

「主のほかに、だれが神でしょうか。われらの神のほかに、だれが岩でしょうか。 神はわたしに力を帯びさせ、わたしの道を安全にされました」
(詩篇18:31-32)

しかしこれは交通指導員の指示に従う時の順調さを表したもので、神に従わず、自分の思い通りに進もうとしてもこの御言葉通りにはなりません。

では、聖書に示された神の御心を行おうとする時、そして、キリストの福音を人々に伝えようとする時なら何の障害もなく無条件にスイスイと滑るように進んでいくかというと、そうでもありません。

間違いなく神の御心だと信じられる道を進んで行っても、試練や困難があるのが「順調」なのです。

緑の「進め」の旗ばかりではなく、赤の「止まれ」の旗で神は道を塞がれる時があるのです。

神はそこで私たちの「我力(がりき)」を外そうとされるからです。

誰でも最初は我力で始めますが、どこかで自分の力の限界や外部の壁にぶつかり、挫折の時を迎えます。

神の御心だと強く信じていた人ほどその挫折感と神が見えなくなった感は強いものです。

しかし、そこで神におまかせすることを学ばなければなりません。

自分の手で握っていたものを手放し、神様主導に戻し、自分の力は神に用いていただくのだと決心し、そのプロジェクトは神様にお返しするのです。

やがて時が来て、緑の「進んでよろしい」という旗が振られるのです。

その時に、

「主のほかに、だれが神でしょうか。われらの神のほかに、だれが岩でしょうか。 神はわたしに力を帯びさせ、わたしの道を安全にされました」
(詩篇18:31-32)

との御言葉を実感し、神を讃美する時となるのです。

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先日、7月5日の礼拝で、私は生まれて初めて泣きながら説教をしました。

動画が一般公開されているので、すでにご覧になった方もおられるでしょう。

●礼拝『試練の中の助け手』丸山芳浩 師 2020年7月5日 米沢興譲教会

説教の前の証しで感動して涙が止まらなかったのです。

その証しがこれです。

●証詞「ユーチューブ配信秘話」平井敦 兄 2020年7月5日 米沢興譲教会

礼拝メッセージの動画配信という、これこそ「ザ・御心」と思えることがなかなか進まない中にあって、神にゆだね、神を信頼して時を待ち、しかし継続の努力を続けた人たちの信仰の行為があって、今の動画配信があることを思えて涙が止まりませんでした。

どうぞギガ数など気にせずにご視聴下さい。

今日の御言葉の

「主のほかに、だれが神でしょうか。われらの神のほかに、だれが岩でしょうか。 神はわたしに力を帯びさせ、わたしの道を安全にされました」
(詩篇18:31-32)

が実体となってあなたの心に伝わってくることでしょう。

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岩となり、力を帯びさせ、安全を与える神と共に今日も生きて参りましょう。

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Posted by maruyama