今日のみ言葉【No.2242】(2020年 4月 9日)「キリスト教イロハ(61)『讃美歌』」
われらは感謝をもって、み前に行き、主にむかい、さんびの歌をもって、喜ばしい声をあげよう。
(詩篇95:2)
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福島原発事故の直後から、これはチェルノブイリ級の事故にはならないと断言し、低放射線量にも問題はないとデータに基づいた正確な情報を発信し続けた経済学者の池田信夫氏は、コロナの収束とその将来についてこう述べています。
「日本のコロナ感染は5月になれば(SARSのように)終わり、季節性インフルエンザのようなありふれた病気になるだろう。だが消えるわけではない。秋にはまた出てくるだろう。2009年の新型インフルエンザ(H1N1)は、今も季節性インフルとして毎年1000万人が感染し、3000人が死ぬが、誰も気にしない。マスコミが騒がないからだ。それがコロナの終わりである。」
(http://agora-web.jp/archives/2045327.html)
新型コロナ対策で「3密(密閉・密集・密接)」を避けましょうということで、礼拝で声を出して歌うことをやめ、演奏だけにする教会が増えていますが、やがてコロナの全体像がつかめれば、十分な対策が施され、今までのように心から共に神を讃美できる時が来るでしょう。
今日は讃美歌についての話です。
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讃美歌とは礼拝用の歌です。
神を信じる者がその神を讃美するのは当然の行為であって、それが音楽と結びつくのは全世界の多くの宗教でも見られることです。
キリスト教の礼拝では、信仰告白と共に信徒が直接参加する要素として讃美歌は欠かせないものであり、歌のない信仰生活などありえないと言っても過言ではありません。
キリスト教の歴史を見ると、中世において一時讃美歌が規制され、修道院などで特に訓練された者だけが歌うことが許された時期がありました。
しかし、初代教会時代から讃美歌は全信徒のものであり、2000年のキリスト教史から見れば、讃美の制限があったのはほんの僅かな期間だけです。
むしろ、宗教改革以来のドイツではコラールが、そしてスイスやオランダでは多くの詩篇歌が作られ、19世紀には海外伝道やリバイバル運動によって新しい讃美歌が生まれました。
現代では、ゴスペル、プレイズ、ワーシップソング等の名称で通常の音楽の様々な分野と結びつき、ジャンルを拡大させながら讃美歌が発展しています。
神への讃美は、たとえ一時は事情で止められたとしても、そのまま止むことはありません。
讃美をすることは神の御心だからです。
「われらは感謝をもって、み前に行き、主にむかい、さんびの歌をもって、喜ばしい声をあげよう」
(詩篇95:2)
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今日のあなたの歌は何でしょう?
讃美歌を口ずさむ一瞬々々を積み重ねながら、神を仰ぎ、今日の一日を送って参りましょう。
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