今日のみ言葉(2011年6月25日)【No.97】
「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者
がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」
(ヨハネ3:16)
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宗教改革者のマルチン・ルターは、たとえ全世界から聖書が無くなっても、この聖句があ
れば人々はクリスチャンになり続けるであろう、と書き残したほど、今日の聖書個所は重
要な所です。
神の御子イエスを信じる人は永遠の命を得る、という約束は私たちにどんな影響をもたら
すのでしょうか?
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それは死の束縛から私たちを解放します。
人は死んだら終わり、というのは日本人の大多数が持っている概念です。もし、永遠に存
在するという概念がなければ、きっと私たちはこの世に執着することでしょう。
しかし、「この地上に存在するのはほんの僅かな期間で、私には永遠が待っている」、と
思えば、肉体をもって生きている時間を自分のためだけに使う…、という以外の選択肢が
見えてきます。
誰かのために自分の人生を犠牲にする喜びとはこのことが基礎となります。
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また、死の恐怖から人間を解放します。
健康な時にはさほど思いませんが、人間は自分を支えるものがなくなっていくと、今まで
感じもしなかった死への恐れにおびえ、周囲の人間にしがみつきます。
しかし、ヘレン・ケラーは、肉体の死は永遠の命へ続くドアを開けるようなものだ、と言
いました。三重苦という障害がありながら、他者のために生きる人生を全うした彼女の土
台となったのは、この信仰でした。
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あなたの命は永遠のものでしょうか?それともこの世限りのものと信じておいででしょう
か?
神は私たちを愛し、死の恐怖と束縛から解放しようと、御子イエスを犠牲にする程までに
私たちを愛しておられます。
そのことを信じるだけで救われ、永遠の命が与えられるということが福音、すなわちグッ
ドニュースなのです。
今日、永遠の命の救いを確かなものとして参りましょう。
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