今日のみ言葉(2011年7月11日)【No.113】
「モーセは民に言った、『あなたがたは恐れてはならない。かたく立って、主が
きょう、あなたがたのためになされる救を見なさい。きょう、あなたがたはエジ
プトびとを見るが、もはや永久に、二度と彼らを見ないであろう。
主があなたがたのために戦われるから、あなたがたは黙していなさい』。」
（出エジプト14:13-14）
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映画「十戒」は海が真っ二つに分かれる特撮シーンで有名です。
奴隷であったエジプトから脱出できたイスラエルの民でしたが、前は海、後ろに
はエジプトの軍隊が押し寄せ、逃げ道が絶たれてしまいました。
どうしようもなくなったその時、モーセは民に驚くべき神のメッセージを伝えま
した。
「主があなたがたのために戦われるから、あなたがたは黙していなさい。」
神が戦われるので、あなたは敵と戦おうとするな、ということです。
黙している時に人間に求められていることは次の3つです。
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(1)恐れてはならない
恐れは人間を思いもよらない行動へと走らせます。
問題を解決することよりも先に自分を安心させたいのです。
恐怖から逃れるための人間の暴走は、時に神の解決を妨げます。
まず、恐れている自分を認めることです。そして、恐れが消えなくても生きていけることを徐々に学んでいきましょう。
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(2)堅く立って
神の約束を信じることです。神が語られた言葉はその通りになる、と当然のこと
として受け取ることです。
以前、お年玉付き年賀はがきで3等が当たったことがあります。景品は「米5キログラム。
そのはがきを持って郵便局まで車で行きました。5キログラムの米を持って歩いてトコトコ帰ってくるのはしんどいだろうと考えたからです。
問題は解決したものとして、自分のペースを守って生きること。これが堅く立って生きることです。
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(3)救を見なさい
結果を神にゆだねることです。
ただし、高みの見物ではありません。神様がなして下さる救いを他人事のように見ているのではなく、その中に自分が参加しているのです。
しかし、ちょうど台風の真ん中にある「台風の目」にいると、風もなく空も晴れ穏やかな状態でいるのと同じように、問題のまっただ中にいても平安でいられるのです。
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今日も主のみわざを見る一日として参りましょう。