今日のみ言葉【No.1183】(2015年11月26日)

主なる神はこう言われる、わたしがイスラエルの家の者を、その散らされたもろもろの民の中から集め、もろもろの国民の目の前で、彼らにわたしの聖なることをあらわす時、彼らはわたしが、わがしもべヤコブに与えた地に住むようになる。
(エゼキエル28:25)

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カセットテープがいまだに根強い人気を持っているそうです。

今や音楽はデータをダウンロードしてスマホで聴く時代です。

一方、MDは生産終了。CDは売れない時代。

それらが脚光を浴びた時代は、振り返ればほんの僅かで、市場からどんどん姿を消していきます。

さて、デジタルについていけないアナログ中高年層は、やっぱり自分で自由に使えるカセットテープが良いのだそうです。

しかも、真夏の炎天下や冬の極寒の車内にほったらかしにして20年たっても、ちゃんと音が出る頑丈さも特筆すべき点です。

ですから、もう絶滅かと思っていたカセットデッキが家電量販店で売り場面積を広げています。

また、東日本大震災を契機に、データ保存の媒体としての磁気テープの優秀さが見直され、生産量が増えています。

あるものは役目を終え、あるものは生き残り…。

何が最後まで通用するのか、世の中はわからないものです。

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エゼキエル書の第25章から28章には、イスラエルの周辺国家の滅亡が預言されています。

特に大繁栄した商業都市ツロがあとかたもなく消え失せるなど当時の人々には想像もつかなかったでしょう。

これらの国家、都市、民族は永遠に失われてしまいました。

しかし、同じ滅亡の憂き目にあっても、イスラエルだけは回復するのです。

私たちは現時点(2015年)でそのことを目にできる幸運な時代に生きています。

そしてこの預言はますます本格的に進み、最終的にはキリストの再臨の時に成就します。

浮き沈みの激しい世の中で、何が一体頼りになるのか?

聖書の御言葉こそが神の確かさを歴史的にも証明しています。

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E子さんは神様の愛を知り、イエス様を救い主として受け入れ、クリスチャンとなられました。

「神は愛である」
(第1ヨハネ4:8)

この御言葉を座右の銘のようにして生きてこられましたが、ある時牧師にこう質問してきました。

「先生、本当に神様が愛なら、なんでこんなに不幸があるのですか?」

素直でストレートな質問です。

牧師はこう答えました。

「世の中に、神は愛であるという証拠が百万個あるとすると、神は愛でないという証拠も百万個提出できます。科学的証明はできません。あなたがどちらを信じ、どちらを選ぶかです。」

何ともつかみ所のない、頼りない返答です。

しかし彼女はこの言葉にインスピレーションを得ました。

「そうだ、神を信じられない事実は山ほどあるが、私がどう信じるかだ!」

彼女はそれ以降、ますます、「神は愛である」という前提で人生を生きることにしました。

もちろん、「こんなの愛じゃありません」と感じる出来事にいくつも遭遇しましたが、それはそれとして、神の愛を見つめ、探しだす人生を送りました。

さて、人生の終着駅が見えてきた年齢になり、振り返ると、彼女の周りには、その愛に心打たれ、E子さんを慕う人たちの麗しい人間関係ができています。

「いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。このうちで最も大いなるものは、愛である。」
(第1コリント13:13)

この御言葉通りです。

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確かな神の御言葉に人生の土台を据え、今日の一日も進んで参りましょう。

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