今日のみ言葉【No.2092】(2019年 9月 9日)「キリスト教イロハ(14)『イスラエル民族(2)』」
もしあなたが、あなたの神、主の声によく聞き従い、わたしが、きょう、命じるすべての戒めを守り行うならば、あなたの神、主はあなたを地のもろもろの国民の上に立たせられるであろう。
(申命記28:1)
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合っていれば出ます。間違った番号なら出てきません。
当たり前のことです。
イスラエルの歴史を見る時にも同じで、非常に単純です。
神に従うなら祝福され、従わなければ呪いを受けます。
これは申命記第28章に預言されていることでした。
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出エジプト後、イスラエルは荒野で40年を過ごし、その間、モーセはシナイ山で十戒を授けられました。
モーセの後継者ヨシュアの時代となった時には、世代が代わってイスラエルは神を信頼する全く新しい民となりました。
彼らはいよいよ約束の地カナン(現在のイスラエル)に侵入し、先住民を追い払い、そこに定着しました。
やがてダビデ王の時代に古代イスラエル民族の勢力はその頂点に達し、統一国家を形成しました。
これは紀元前1000年頃の出来事です。
そして、ダビデの子ソロモン王の時に、イスラエルの栄華は絶頂に達したのです。
ここまでは申命記28章1節の祝福の約束の通りです。
「もしあなたが、あなたの神、主の声によく聞き従い、わたしが、きょう、命じるすべての戒めを守り行うならば、あなたの神、主はあなたを地のもろもろの国民の上に立たせられるであろう」
(申命記28:1)
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最高に登りつめた後のイスラエルの歴史は、坂を下るように破滅に向かいます。
なぜなら彼らは神に反する生き方をしたからです。
同じ申命記第28章には祝福と共に呪いの約束も併記されています。
「しかし、あなたの神、主の声に聞き従わず、きょう、わたしが命じるすべての戒めと定めとを守り行わないならば、このもろもろののろいがあなたに臨み、あなたに及ぶであろう」
(申命記28:15)
神の約束は極めて単純であり、また、厳格かつ正確に適用されます。
短い時間ではそう思えないこともありますが、見る期間を長くし、長期間の結果として観察すると、そのことが真理であることがわかります。
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Oさんは熱心なクリスチャンで、職場の方々にクリスチャン新聞の福音版や教会のチラシを配って伝道したいと思っていました。
勤務時間中にそれはできませんが、昼休みならいいだろうと考え、お昼の時間に同じ課の同僚の机の上に伝道用のトラクトを置くことを実行しました。
するとキリスト教に反感を持つ上司から注意されました。
「君、それは宗教活動だろう。そういうことは家に帰ってからするものだ」
Oさんは素直に「わかりました」と引き下がりました。
その日、彼は他の同僚が残業をしている中、午後5時の定時に帰りました。
そして30分後、職場に戻ってきて、
「家に帰りましたから、今はプライベートの時間のはずです。よかったらどうぞお読み下さい。お気に召さなかったら捨てて下さって構いません」
と言って先ほどの教会のチラシを上司の机から始め、各人の机の上に置き始めました。
これにはかの上司も放っておくしかありません。
Oさんは最低毎月1回、このことを定年まで続け、ある意味、非常な信頼を受けました。
退職後、Oさんは信頼に足る人物として、とある要職につき、第2の人生を張り切って生きておられます。
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神に従う時に、様々な反感も受けますが、長い目で見た時に祝福の約束を神は果たして下さいます。
今日も精一杯、神の御心を果たすように生きて参りましょう。
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