今日のみ言葉【No.2067】(2019年 8月 3日)「残りの者となる」
あなたの神、主はあなたのうちにいまし、勇士であって、勝利を与えられる。彼はあなたのために喜び楽しみ、その愛によってあなたを新にし、祭の日のようにあなたのために喜び呼ばわられる
(ゼバニヤ3:17)
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日本と韓国の関係が戦後最悪なのだそうです。
複雑で難しい政治問題、歴史問題には踏み込みませんが、ここ1年の動きを見ていると、日本政府の要人が何度も
「今のままでは、○○するようなこともありますよ」
と、警告のサインを発信していたことは明確です。
それに対して、
「何?それは大変!不十分でも今のうちに手を打っておこう」
とするのが謙遜かつ国を愛し守る態度というものです。
しかし、韓国政府は「たかをくくっていた」ようです。
対処し、準備する期間は十分あったのに、何もせず、「いざ!」となって大慌てで走り回るのは人間の常です。
預言者ゼパニヤは、神の言葉にどう反応するかで滅びと救いに分けられるのだよ、と語りました。
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このような試練にあった時、神の言葉を持ち出し、
「あなたの神、主はあなたのうちにいまし、勇士であって、勝利を与えられる」
(ゼパニヤ3:17)
とあるのだから大丈夫だ、勝利が与えられるのだ、とするのはクリスチャンがやりがちな過ちです。
自分の都合に合わせ、自分の益になるような読み方で御言葉を用いると、しばらくは気分が晴れ晴れとして良いのですが、事態は何も変わらずにそのまま進行することになります。
文脈というものを考えて読み、そこから自分の現実に適用しなければなりません。
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ゼパニヤ時代の人々にとっては他国のほうが強大でしたから、そちらの偶像の神のほうが真実だと感じられていました。
ですから、
「主は良いことも、悪いこともしない」
(ゼパニヤ1:12)
と、聖書の神などいてもいなくても関係ない、と公言する人たちがいたのです。
しかし、
「わたしは柔和にしてへりくだる民を、あなたのうちに残す。彼らは主の名を避け所とする。イスラエルの残りの者は不義を行わず、偽りを言わず、その口には欺きの舌を見ない」
(ゼパニヤ3:12-13)
とあるように、神の存在やその力、約束が必ず果たされることが見えない信仰の試練の中で、神によりすがりながら信じ続けた人たちがいたのです。
ゼパニヤ3章は、この「イスラエルの残りの者」に対する預言です。
神は
「その時わたしはあなたのうちから、高ぶって誇る者どもを除く」
(ゼパニヤ3:11)
と言っておられますから、傲慢な者には勝利が与えられません。
謙遜にして不義を行わず、神を避け所として信頼するこの「残りの者」に神は勝利を与えられ、共に大いに喜んでくださると約束しておられます。
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神の御言葉を自分勝手に用いてはいけないのです。
まず神の前に自分をチェックし、罪の悔い改めをして赦しをいただき、傲慢から謙遜への方向転換を済ませた後で、神の約束の成就を待つのです。
そのような生き方の先に、喜びと勝利の人生があるのです。
今日も淡々とその生き方を進める一日として参りましょう。
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