今日のみ言葉(2011年10月21日)【No.174】
「酒は人をあざける者とし、濃い酒は人をあばれ者とする、これに迷わされる者は無知である。」
(箴言20:1)
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パウロの弟子のテモテは若くして教会の責任者に任命されたため、長老たちとの人間関係に苦労し、ストレス性の胃潰瘍になったようです。
パウロはその当時の知恵で、テモテに少量のぶどう酒を飲むことを勧めました。
「(これからは、水ばかりを飲まないで、胃のため、また、たびたびのいたみを和らげるために、少量のぶどう酒を用いなさい。)」
(第1テモテ5:23)
日本でも「酒は百薬の長」という言葉があるように、アルコールも神がお造りになったものですから、適切に用いられれば効果を発揮します。
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今日の聖句を読むと、お酒のマイナス面が描写されています。
こうなるようでは人間が酒を飲むのでなく、酒に人間が飲まれてコントロールされているということです。
アルコールのように依存性が高いもの全てに言えることは、
・人を愚かな状態にさせる
・破壊的な方向へと情熱を駆り立てる
・誘惑に導こうとする
という傾向があります。
このようなものの虜になることは知恵がない、と聖書は語るのです。
お酒に打ち勝つことが全てではありません。
素直に「私の力ではやめることも量を調節することもできません」と、自分の限界を認め、人の助けを求めることは、自分を大切にする生き方であり、自分を愛する生き方です。
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<< 祈 り >>
神様、アルコールや薬物のゆえにサタンの支配の中で苦しむ全ての家族、人々のために心は痛みます。どうかその方々が助けを求めようとする力を見出すことができますように。ぽつんと一人ぼっちで助けのないままでいないように導いて下さい。
嗜癖の中にいるその家族の方が、自分は破壊的な生活をしているのだ、と気づかせて下さい。そして、回復への道のりをたどることができるように、助け手となる人々を送って下さい。
どうか私たちが、このような中にいる人々、家族の方々の癒し手となることができるように、また、癒しの場を提供することができるように、希望を見出すお手伝いができますように助けて下さい。アーメン。
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今日も自分を大切にして生きる一日として参りましょう。
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