今日のみ言葉【No.2048】(2019年 7月 4日)「キリスト教イロハ(1)『アーメン』」

2019年7月4日

なぜなら、神の約束はことごとく、彼において「しかり」となったからである。だから、わたしたちは、彼によって「アァメン」と唱えて、神に栄光を帰するのである。
(第2コリント1:20)

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毎週月曜・木曜は初心者向けの内容としていますが、今日からしばらく「キリスト教イロハ」と銘打って、キリスト教に関する言葉をわかりやすく解説したものをお届けしたいと思います。

題は「イロハ」なのに順番は「あいうえお」の50音順で進めていきます!

第1回目は「アーメン」です。

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私は小学生の頃、

「アーメン、ソーメン、みそラーメン」

と言って、キリスト教をバカにして遊んでいました。

大人になってから初めて教会の礼拝に参加し、そこにいるクリスチャンの方々と一緒に

「アーメン」

と唱和せねばならない時に、

「俺はこの人たちと同じ宗教かぶれではない。郷に入っては郷に従え。そういうスタイルだから合わせてやっているだけだ」

と心の中で必死に言い訳を考えていたことを覚えています。

アーメンという言葉の真の意味を知らず、その「符号」を言うことで宗教的洗脳をされてしまうのではないかと恐れていたからです。

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アーメンとはユダヤ人が使うヘブル語です。

旧約聖書では「真に」とか「その通りです」という意味で使われ、また、「そうでありますように」という意を込めて用いられることもあります。

ユダヤ教の会堂(シナゴーグ)で唱和され、キリスト教会でもこれを受け継ぎ、祈祷や讃美歌の最後に使われています。

ですからお祈りの最後のアーメンは、

「神様、今私が祈ったことは本当のことです」

という意味で言っているのです。

また、キリスト教の集会中に、時として「アーメン!」と、まるでヤジのようにこの言葉が飛ぶことがありますが、あれは、

「全くその通りだ! That’s right!」

と、その人が説教者を励ます意味で言っているのだとお考え下さい。

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アーメンの極限は今日の聖句です。

「なぜなら、神の約束はことごとく、彼において『しかり』となったからである。だから、わたしたちは、彼によって『アァメン』と唱えて、神に栄光を帰するのである」
(第2コリント1:20)

パウロは、キリストこそ神の「アァメン」なのだと言っています。

つまり、イエス・キリストこそ神の約束を真に実現したものだということです。

この神の「アァメン」たるキリストの言葉を聞き、神の約束は実現し、これからもそうなるのだと信頼して生きる時、私たちは心から

「アーメン」

と言えるようになるのです。

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神の約束に立ち返り、信頼を新たにして進む今日として参りましょう。

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