今日のみ言葉(2011年12月31日)【No.209】
「ですから、愚かにならないで、主のみこころは何であるかを、よく悟りなさい。
また、酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。御霊に満たされなさい。」
(エペソ5:17-18 新改訳)
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クリスマスパーティー、忘年会、新年会と、この世の宴会が続く季節です。
現代の日本で、飲酒・喫煙の問題で悩むクリスチャンは結構いらっしゃいます。
しかし、飲酒・喫煙は信仰・救いとは無関係です。
全く土俵が違います。
救いの唯一の条件は、イエス・キリストを自分の罪からの救い主として信じることです。
お酒を飲むから救われないとか、タバコを吸うから信仰を剥奪されるということはあり得ません。
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ただし、せっかく救われ、神の宮として聖霊様が住んで下さるこの肉体を損ねたり、周囲の人の健康に害を及ぼさないようにという意味で、喫煙を控えるようにおすすめしています。
国立保健医療科学院の調査によると、タバコを1日1〜9本吸い続ける人が肺ガンになるリスクは、無喫煙の人の4.6倍です。
これを放射能に換算すると、3400ミリシーベルト。原発作業員の被曝限度の14倍です。
原発事故の影響を恐れる前に、まずタバコが健康に及ぼす影響を考えた方がよいようです。
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酒と聖霊は似たところがあります。
どちらも酔います。
つまり、アルコールも聖霊も人間の脳に影響を与えるのです。
聖霊は人の思いを聖なる思いに満たし、神の御心に従おうという方向に導きます。
一方、酒に支配されると、人間は「放蕩」の方向に向かいます。
自分の欲望を満たそうとし、理性のブレーキを外してしまうのです。
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大事なことは、聖霊に満たされる、ということです。
つまり、「今、御霊の影響下に自分はいるか?」と、事ある毎に確かめながら生きることです。
厳しい時代を生きているのですから、プレッシャーやストレスにさらされ、心が弱る時があります。
その度毎に、自力で気持ちをごまかすのではなく、聖霊様に頼るのです。
人間ですから完璧にはできません。
その事をご存知の聖霊は、私たちを赦し、慰め、励ましを与え、再スタートをする力を与えて下さいます。
このスピリットに触れ、同じ波長にさせていただき、神の子としての自分を取り戻し、来るべき新年を歩み出して参りましょう。
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※
東日本大震災後の3月21日から始まった御言葉メールも大晦日の配信をするまでに守られました。
皆様のご愛読ありがとうございます。
お正月休みをいただき、次回は1月5日から配信させていただきます。
来年は新約聖書をマタイによる福音書から順々に1章ずつ進めていく予定です。皆様の聖書通読の助けになれば幸いです。
感謝を込めて。
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