今日のみ言葉【No.1159】(2015年10月20日)

あなたはまた自分の左脇を下にして寝なさい。わたしはあなたの上にイスラエルの家の罰を置く。あなたはこのようにして寝ている日の間、彼らの罰を負わなければならない。
(エゼキエル4:4)

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「食べてすぐ寝ると牛になるよ!」

と、子供の頃、食後ゴロンと横になると親から叱られたものです。

実際は食後30分位は消化促進のため横になっている方が体のために良いのだそうです。

胃袋と腸は体の右側でつながっていますから、右脇を下にして寝ると食べ物がスムーズに流れていくようなイメージがありますが、実際は食道の方に逆流してしまいます。

食べたものは、実はしばらく胃袋の上部にたまっていて、徐々に小腸に運搬されていくからです。

食べてすぐ寝るなら左側を下にして「ゴロン」が良いようです。

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さて、食後30分でなく、390日間左脇を下に、40日間右脇を下にして寝ることを強制されたのが今日のエゼキエルです。

預言者は、特別な行動によって神のメッセージを人々に伝えるように命じられることがありました。

イザヤは3年の間、裸ではだしで歩き、エジプトとエチオピアの将来の姿を示しました。

このような象徴による預言を行動預言といいます。

エゼキエル書第4章では3つの象徴による預言がなされています。

(1)かわら(粘土板)にエルサレムを彫り、敵に包囲される預言

(2)寝返りを打てない不自由さを味わい、イスラエルに対する裁きを表す預言

(3)食物の不足と異邦の地で食べる汚れた食物の預言

このようにして、神はあらかじめ警告を与えておられたのです。

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今年の9月、栃木、茨城、宮城県は豪雨に襲われ、大きな被害を受けました。

気象庁は事前に大雨特別警報を出しましたが、特別警報が出された意味とは、

「ただちに命を守る行動をとれ」

ということです。

つまり、数十年に1度あるかないかというくらいの災害、過去経験したことの無いような災害が目前に迫っている、ということなのです。

気象庁のホームページを見ると、

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特別警報が対象とする現象は、18,000人以上の死者・行方不明者を出した東日本大震災における大津波や、我が国の観測史上最高の潮位を記録し、5,000人以上の死者・行方不明者を出した「伊勢湾台風」の高潮、紀伊半島に甚大な被害をもたらし、100人近い死者・行方不明者を出した「平成23年台風第12号」の豪雨等が該当します。
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とあります。

特別警報が出された時には、

「まさかそんな…」

「大したことないでしょ…」

などと高をくくっていてはいけません。

今すぐ避難をするか、安全な場所で3日間生き延びられるように手配をするのです。

現代の日本は、3日間、72時間生き延びられれば、どこからか救援が来る素晴らしい国になっています。

エゼキエルが身を持って示した「警報」を無視したイスラエルの民のようではなく、警告の後に来る避けられない事態に対処できるように、準備をすること。

これが私たちにできる唯一のことです。

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あなたの備えはいかがですか?

将来への備え、老後の備え、そして死後の備え。

永遠の命を与えるキリストの約束を信じて、今日の確かな歩みを続けていきたいものです。

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