今日のみ言葉【No.1049】(2015年 5月28日)

「晴れわたった日光の熱のように、刈入れの熱むして露の多い雲のように、わたしは静かにわたしのすまいから、ながめよう」
(イザヤ18:4)

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メロディーチャイムNO.1 ニ長調 作品17「大盛況」

これはファミリーマートの入店音の正式名称です。

作曲者の稲田康さんによると、ヨーロッパの教会の鐘をイメージして作られたのだそうです。

↓作曲者ご本人の演奏がこれです。

このチャイムの音程には工夫が施されています。

優しい感じの3度の音程で始まったメロディが、途中5度の音程に切り替わり、冷たい雰囲気を出します。

しかし最後は3度の音程でホッとする流れにされています。

数秒間の短いメロディの中にも、緻密な計画と作曲者の意図が込められていることがわかります。

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神様のご計画も、緻密で愛に満ちたものなのですが、人間にはなかなかそれが分かりません。

神の言葉を預かった預言者イザヤは、当時のイスラエルの民に対して、

「晴れわたった日光の熱のように、刈入れの熱むして露の多い雲のように、わたしは静かにわたしのすまいから、ながめよう」
(イザヤ18:4)

と主なる神はされているのだ、と伝えています。

この時の社会情勢は、東から攻めてくるアッスリヤに対して、

「エチオピヤの川々のかなたなるぶんぶんと羽音のする国」
(イザヤ18:1)

つまり、西のエチオピア・エジプトが、我が国と連合してアッスリヤに当たれ、と圧力をかけていたのです。

イスラエルは小国ですから、東の大国アッスリヤの脅威に対して、西の大国エジプトと同盟を結べば対抗できる、と考えるのも無理はありません。

しかし、イザヤはその案に反対します。

エジプトは自国の利益を考えて、イスラエルをアッスリヤの防護壁として利用するだけなのだから、ここは何もするな、動くな、神を信頼せよ、と語るのです。

神様は天で静かに地上の状況を眺めておられます。

そして、神の最善の時に雨を降らせ、また陽を射されるのです。

人間の工夫以上の神の工夫があることを信じ、そこに信頼を置いて生きることが祝福の道なのです。

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4人のお子さんをお持ちのKさんご夫妻は熱心なクリスチャンです。

子供たちには信仰を強制することなく、しかし最大限に信じるチャンスを与えようとし、折を見て信仰の話をし、そして見守る姿が明らかでした。

さて、

「神様なんかどこにいる!」

と一番反発していたのが次男でした。

ところが、4人のお子さんの中で、一番早く洗礼を受けたのが彼だったのです。

堅い殻を破って柔らかな芽が伸び出るように、硬い表情だった彼が柔和な笑顔で教会におられるのを見た時、そこに私は神様の深いご計画を見る思いがしました。

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天から静かに見ておられる神の視線を意識しながら、神のご計画の中を歩ませていただく幸いを選択して参りましょう。

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