今日のみ言葉【No.936】(2014年11月11日)
主をほめたたえよ。主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
(詩篇106:1)
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日中首脳会談が2年半ぶりに開かれましたが、安倍首相と習主席の「笑顔なき握手」が印象的でした。
http://www.asahi.com/articles/ASGCB41QXGCBUTFK004.html
拉致問題を解決するために、小泉純一郎首相が北朝鮮で金正日主席と会った時も、硬い表情を崩しませんでした。
http://www.asahi.com/special/abductees/TKY200405220166.html
これは外交戦略の一つなのでしょう。
ところで、この訪朝時、政治家としてただ一人随行を認められたのが、当時官房副長官だった安倍晋三(現首相)氏でした。
その時に肌で体験したことを、今回実行されたのかもしれません。
さて、神はどのような顔で持って私たちに対してくださっているのでしょうか?
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詩篇第106篇の最初は
「主をほめたたえよ。主に感謝せよ」
と神を賛美する言葉で始まっています。
なぜなら
「主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」
からです。
では、イスラエルと神とは蜜月関係にあったのでしょうか?
いいえ、詩篇第106篇はイスラエルの不信仰を物語り、その罪と不誠実さをあからさまに記録しています。
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しかし、
「それにもかかわらず」
(詩篇106:44)
というキーワードが挟まれています。
これは、誠実にイスラエルを愛する神でありながら、その神を裏切り、徹底的に逆らい、その愛を踏みにじる民でありながら、という意味です。
「主は彼らの叫びを聞かれたとき、その悩みをかえりみ、」
(詩篇106:44)
と続くのは、結局、民が何をやってもウヤムヤにし、甘やかす神の姿でしょうか?
いいえ、
「その契約を彼らのために思い出し、そのいつくしみの豊かなるにより、みこころを変えられ、」
(詩篇106:45)
とあるように、神は一度結んだ約束を必ず果たされるお方だという証明なのです。
そしてその約束の実行として、神はご自分のひとり子イエス・キリストを十字架につけ、全人類の罪の身代わりとし、信じる者全てが永遠の命を得る道を開いて下さいました。
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ローマ人への手紙11章22節に
「神の慈愛と峻厳とを見よ。」
と書かれてあります。
「神の峻厳は倒れた者たちに向けられ、」
神は罪を犯す者には厳しい顔で立ち向かわれます。
しかし、
「神の慈愛は、もしあなたがその慈愛にとどまっているなら、あなたに向けられる。」
神は己の罪を悔い改め、神の愛に寄りすがる者にはあたたかい笑顔で接してくださるのです。
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キリストの十字架を通して透けて見える神の顔は笑顔です。
この神の愛に照らされて今日も一日歩んで参りましょう。
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