今日のみ言葉【No.4010】(2026年 9月25日)「宗教裁判(1)」
イエスを監視していた人たちは、イエスを嘲弄し、打ちたたき、目かくしをして、「言いあててみよ。打ったのは、だれか」ときいたりした。そのほか、いろいろな事を言って、イエスを愚弄した。
(ルカ22:63-65)
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イエス・キリストに対する裁判は、まずユダヤ人たちによる宗教裁判が、先の大祭司アンナスの(1)「アンナス邸」で、そして、現大祭司カヤパの(2)「カヤパ邸」で行われます。
これは正式な公の審理に先立つ尋問・審理です。
正式な裁判は夜が明けてから成されねばならず、神殿内で(3)「サンヘドリンの裁判」が開かれ、ここで死刑が宣告されます。
その次に、(4)「ピラトの官邸」での裁判へと移ります。
なぜなら、ユダヤはローマ帝国の支配下にあったため、ユダヤ人だけでは死刑執行の権限がなく、ローマの権力のもとで、その許可と執行を得る必要があったからです。
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ルカ22:63-65の場面は、カヤパ邸での夜間尋問が終わった後、朝の正式なサンヘドリンでの裁判を待つ間に、ユダヤ側の警備兵たちによって行われた最初の愚弄です。
相手が抵抗できない状態にあるとわかると、人間は、肉体的にも精神的にも、非常に残酷な仕打ちを加えるものだということが、ここに描写されています。
まず、精神的虐待です。
「嘲弄し」(63節)、「愚弄し」(65節)。
身体的暴力も加えられました。
「打ちたたき」(63節)
そして、
「言いあててみよ。打ったのは、だれか」(64節)
と、辱めの言葉を浴びせたのです。
これは特に、預言者ならわかるはずだという前提での嘲りでした。
いわば、
「おまえは預言者だと言っているのだから、目隠しをされても、打ったのが誰だかわかるはずだ。わからないなら、おまえは預言者ではない」
という嘲りだったのです。
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イエス様は為す術(すべ)が無かったのではありません。
イザヤ書53章の預言通りの道を従順に歩んでおられたのです。
「彼はしえたげられ、苦しめられたけれども、口を開かなかった」
(イザヤ53:7)
また、ご自分が前もって語られたとおりの、受難の道を歩んでおられました。
「人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちに捨てられ、また殺され、そして三日目によみがえる」
(ルカ9:22)
イエス様は、拒絶され、侮辱されながら、神の救いの計画を進んでいっておられたのです。
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イエス様は苦難を引き受けておられます。
この方の下に身を寄せ、平安の恵みをいただいてまいりましょう。
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