今日のみ言葉【No.875】(2014年 7月23日)

娘よ、聞け、かえりみて耳を傾けよ。あなたの民と、あなたの父の家とを忘れよ。
(詩篇45:10)

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引退コンサートでマイクをステージに置いて以降、一切姿を見せない大スターといえば、山口百恵さんです。

芸能界からスパっと身を引き、俳優の三浦友和さんとの結婚生活を送られ、カムバックの噂は山ほど芸能誌に載りましたが現実のものとはなりません。

いさぎよいものです。

結婚前のインタビューによれば、ささやかでも幸福な家庭生活を夢見ていたということ。

芸能界での栄光以上に家庭のほうが彼女にとって価値があったという事でしょう。

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詩篇第45篇は王の婚宴の時に歌われた祝歌ですから、ラブソングを聞くようなフィーリングでお読みになると良いかもしれません。

ただし、それだけでは聖書に収めらる理由とはなりません。

花婿である王とは神を表し、花嫁である娘はイスラエルを表すメシヤ預言として残されているのです。

「 あなたを造られた者はあなたの夫であって、その名は万軍の主。あなたをあがなわれる者は、イスラエルの聖者であって、全地の神ととなえられる。」
(イザヤ54:5)

新約の時代、花婿は救い主イエス・キリスト、花嫁は教会でありクリスチャン一人ひとりのことを表します。

「キリストがそうなさったのは、水で洗うことにより、言葉によって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、また、しみも、しわも、そのたぐいのものがいっさいなく、清くて傷のない栄光の姿の教会を、ご自分に迎えるためである。」
(エペソ5:26-27)

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詩篇の記者は花嫁に向かってこうアドバイスします。

「娘よ、聞け、かえりみて耳を傾けよ。あなたの民と、あなたの父の家とを忘れよ。」
(詩篇45:10)

過去とは縁を切りなさい、ということです。

これから夫となる人と新しい生活を始めるのだから、

「あなたの民と、あなたの父の家とを忘れよ」

という程の強い表現で今までの出来事やつながりを忘れ、新しい夫を愛することに全力を注ぎなさい、ということです。

この夫は良い人だからです。

「あなたの王のつえは公平のつえである。あなたは義を愛し、悪を憎む。」
(詩篇45:6-7)

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「これは主が設けられた日であって、われらはこの日に喜び楽しむであろう。」
(詩篇118:24)

この新しい一日を主と共に歩んで参りましょう。

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