今日のみ言葉【No.1117】(2015年 8月28日)
主の言葉がわたしの心にあって、燃える火のわが骨のうちに閉じこめられているようで、それを押えるのに疲れはてて、耐えることができません。
(エレミヤ20:9)
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アメリカで1500人を対象に20年間に渡る調査がなされました。
彼らは職業選択の仕方で、AとBの2つのグループに分けられました。
グループAは、やりたい仕事はあるが、今は高給の仕事に就職する決断をしました。これが全体の83%。
グループBは、自分のやりたいことを仕事として選び、お金の心配は後にする決断をしました。残りの17%がこの人たちです。
さて20年後の結果です。
(1)1500人のうちの101人が100万ドル以上を稼ぎだしました。
(2)この101人のうちの100人が、グループBの人たちでした。
ジョン・C・マクスウェルはこの結果をこう評しています。
「見返りがなくても熱中できることを見つけて一所懸命に努力すれば、喜んでお金を払ってくれる人が出てくるものだ」
(『戦う自分を作る13の成功戦略』より)
「好きこそものの上手なれ」という諺は本当のことのようです。
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エレミヤ書第20章に記されている彼の姿は、これとは正反対です。
エレミヤはいい加減嫌になってきました。
神から与えられた預言は「滅び」です。
そんな否定的・不吉な言葉を人々が好むはずがありません。
当然迫害され、第20章では鎖につながれます。
しかもいつまでたっても彼の預言は成就しませんから、人々の物笑いの種になります。
彼自身、国の滅びと人々が悲惨な運命をたどることなど望んでいませんから、預言が成就しても悲しみであり、成就しなくても悲しみです。
エレミヤは本気で預言者をやめようかと思います。
「主のことは、重ねて言わない、このうえその名によって語る事はしない」
(エレミヤ20:9)
しかしやめられません。
お金をもらっているからでしょうか?目立ちたがり屋だったからでしょうか?
いいえ違います。
「主の言葉がわたしの心にあって、燃える火のわが骨のうちに閉じこめられているようで、それを押えるのに疲れはてて、耐えることができません。」
(エレミヤ20:9)
お金が儲かるからでもなく、好きだからでもなく、内にある神の言葉が燃える火のようになり、使命感が彼を動かしていたのです。
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1980年代に、中国に中国語訳聖書を持っていった方のお話を聞いたことがあります。
共産党政権は正式にキリスト教を認めていないので、詳細に打ち合わせがされた後、聖書を秘密裏に受け渡しします。
その場が見つかり、逮捕されれば、中国人クリスチャンは何年間もの投獄を覚悟せねばなりません。日本人側はすぐに国外追放です。
それこそ命がけのことでした。
しかし彼らの目は輝き、生き生きしていました。
命の御言葉を人々に届け、死後の地獄での滅びから天国の祝福へと導くのだという使命感にあふれていたのです。
あれから30年がたち、多くの中国人クリスチャンの犠牲の上に、今や中国国内の人口の10%がクリスチャンという数字が一般的になっています。
共産党幹部の家族にも続々とクリスチャンが増えています。
神によって与えられた使命感で動かされた人々の伝道の実は、いつか、必ず、どこかで大収穫を得られるのです。
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神の御心を求め、神の使命感で動かされる一日を送って参りましょう。
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