今日のみ言葉【No.3766】(2025年11月 1日)「生活の処方箋（270）『人生のギアチェンジ』」

悪しき者はその道を捨て、
正しからぬ人はその思いを捨てて、主に帰れ。
そうすれば、主は彼にあわれみを施される。
われわれの神に帰れ、
主は豊かにゆるしを与えられる。
（イザヤ55:7）

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人間には、三つの動きがあります。

「前進、停止、後退」

です。

時に、進むべき時に後退したり、後退すべき時に停止したりと、このギアチェンジへの良き判断の秘訣はどこにあるのでしょうか。

進むべき時に、思い切って前進するコツは、よく考えた後は恐れず、一歩進むことです。

大きく前進、などと気負わずに、わずかの行動が秘密です。

停止すべき時には、周りの状況がどうあろうとも、踏みとどまることです。

つい、欲をかいたり、後延ばしにしないで、決断することです。

一歩身を退いて留まる後退の時とは、今一度、原点に返ったり、土台の点検がポイントです。

この三つをバランス良くし、また折に適ったギアチェンジ、決断をしていきたいものです。

（※田中信生の『生活の処方箋』より）

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預言者イザヤは、

「その思いを捨てて、主に帰れ」
（イザヤ55:7）

と言います。

人生の行き詰まりや間違った方向性に気づいたとき、すぐに方向を転換すること、すなわち悔い改めが必要です。

しかし、東へ進む車が一瞬で西へ進むことなどできません。

ブレーキをかけ、スピードを緩め、一旦止まり、そして別方向へ進むようにします。

人生のギアチェンジでも同じです。

正反対の方向に進むには、右でも左でもなく、前でも後ろでもなく、ニュートラルの状態になることが必要です。

それが、「主に帰れ」ということなのです。

そうすれば、

「主は彼にあわれみを施される」
（イザヤ55:7）

と約束されています。

なぜなら、
、
「主は豊かにゆるしを与えられる」
（イザヤ55:7）

御方だからです。

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カーナビを使って進んでいても、間違った道に入ることがあります。

その際は、なるべく早い段階で安全な場所に車を止め、Ｕターンすることが最も近道であることが多いのです。

しかし、間違った道をどこまで進んでしまっても、「ルートの再設定」はいつでも可能です。

人生のギアを「前進、停止、後退」と切り替えながら、心をニュートラルに戻して主に帰るとき、神は「豊かにゆるしを与え」、新しい道を示してくださいます。

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人生のギアチェンジをするため、ニュートラルの状態、すなわち、神の元に帰りましょう。

あなたの人生のドライブが安全運転でありますように…。

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