今日のみ言葉【No.3673】(2025年 7月 3日)「第二の災い(1)」

こうしてモーセとアロンはパロを離れて出た。モーセは主がパロにつかわされたかえるの事について、主に呼び求めたので、
(出エジプト記8:12)

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梅雨時に、家の壁に登るアマガエルの姿を見ることがあります。

その名前の由来には、雨が降るとよく見るので「雨蛙」、高い所に登るので「天蛙」の2つの説があるそうです。

水辺から離れているのに、その行動範囲の広さには驚かされます。

神が下された第2の災いは、エジプト全土に広がるカエルの害でした。

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神の意志に逆らう行動を続ける時、これは神の裁きだとしか考えられない出来事が起こります。

神はモーセに、パロに対してこう言いなさいと命じました。

「わたしの民を去らせて、わたしに仕えさせなさい。しかし、去らせることを拒むならば、見よ、わたしは、かえるをもって、あなたの領土を、ことごとく撃つであろう」
(出エジプト記8:1-2)

この災いに困り果てたパロは、ついにモーセにこう懇願します。

「かえるをわたしと、わたしの民から取り去るように主に願ってください。そのときわたしはこの民を去らせて、主に犠牲をささげさせるでしょう」
(出エジプト記8:8)

モーセは、カエルが自然に去ったとパロに言わせないため、

「わたしがいつ願って、このかえるを、あなたとあなたの家から断って、ナイル川だけにとどまらせるべきか、きめてください」
(出エジプト記8:9)

と、パロに「いつ」を指定させました。

もし、その通りになれば、主なる神がそうされたことをパロは認めないわけにはいきません。

すると、さすがにエジプトの王パロです。

彼は、「明日」(10節)と、普通に考えれば無理難題と思える期限を切りました。

これは息詰まるような丁々発止(ちょうちょうはっし)の激しいぶつかり合いです。

モーセはどうするでしょう?

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「いつ」とモーセが問い、「明日」と答えたパロのやり取りに対して、神は本当にそうしてくださるのでしょうか?

実は、モーセはこのことに関して、神の許しを得ていたわけではありません。

そこで、この後、モーセは神に祈っています。

「主に呼び求めた」
(出エジプト記8:12)

とはこのことです。

モーセは熱心に祈らなければならなかったのです。

私たちもまた、神を信じて大胆に行動しなければならない時があります。

そのような場合には、「主に呼び求めた」モーセの態度を見習いましょう。

その祈りは神に届きました。

「主はモーセのことばのようにされ、かえるは家から、庭から、また畑から死に絶えた」
(出エジプト記8:13)

となったのです。

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神の導きと解決を求め、大胆に行動しつつも、熱心に祈る信仰生活を歩んでまいりましょう。

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