今日のみ言葉【No.3653】(2025年 6月10日)「終末時代と再臨(4)」

 

『方舟を出た後のノアによる感謝の祈り』(1901年までの間に制作、ドメニコ・モレッリ)

そして、ノアの時にあったように、人の子の時にも同様なことが起るであろう。
(ルカ17:26)

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タイムマシンが発明され、あなたが1941年、真珠湾攻撃が成功した直後の日本に行ったとします。

そのときあなたが、

「日本はこの戦争に負けて、とんでもなく悲惨な目に遭うことになる。今すぐやめるべきだ!」

と必死に叫んだとしても、「勝った、勝った」と沸き立つ国民の誰ひとりとして、その警告に耳を傾けようとはしないでしょう。

実はすでに「生きるか死ぬか」の瀬戸際に立たされているのに、当時それを理解していたのは連合艦隊司令長官・山本五十六など、ごく一部の人だけでした。

国民の大多数は、何も変わらぬ日常生活を送り続けていたのです。

ルカ17章26節〜30節で、イエス様は、携挙(けいきょ)によって突如終末に入る時代の様子について語られました。

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「そして、ノアの時にあったように、人の子の時にも同様なことが起るであろう」
(ルカ17:26)

ノアは、神が大洪水を起こされるという言葉を信じ、山の上に箱舟を作りました。

その時の人々の生活はどうだったでしょう?

ノアの警告など気にも留めず、いつも通りの生活を何の変化もなく続けていたのです。

「ノアが箱舟にはいる日まで、人々は食い、飲み、めとり、とつぎなどしていた」
(ルカ17:27)

しかし、

「そこへ洪水が襲ってきて、彼らをことごとく滅ぼした」
(ルカ17:27)

のです。

ロトの時代、ソドムの町は天から降る火と硫黄によって滅ぼされましたが、ノアの時代と同じように、

「人々は食い、飲み、買い、売り、植え、建てなどしていた」
(ルカ17:28)

のです。

イエス様は言われます。

「人の子が現れる日も、ちょうどそれと同様であろう」
(ルカ17:30)

「人の子が現れる日」とは携挙(けいきょ)のことです。

第1テサロニケ4章にあるとおり、地上のクリスチャンが天に引き上げられるのです。

携挙は突然起こります。

何の前触れもなく、時代はいきなり患難時代に突入するのです。

しかし、ノアの洪水の時と同じように、その直前まで人々は普通の生活を送る、と預言されています。

電車はいつも通り動き、テレビもインターネットも普通に使え、いつものように通勤や通学があり、誰かの結婚の知らせも届くでしょう。

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今日、あなたなりの「箱舟」を作るのに精を出す一日として参りましょう。

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