今日のみ言葉【No.3652】(2025年 6月 9日)「生活の処方箋(235)『天の声に耳を傾ける』」

わたしの羊はわたしの声に聞き従う。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしについて来る。
(ヨハネ10:27)

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今は馴染みのロングライフ牛乳を普及させた日比孝吉社長は、容器に随分迷いました。

選択肢は瓶、紙パックA、紙パックBでした。

紙パックが最上ですが、Aで年間2千万、Bで4千万の経費増が見込まれました。

社長は遂に信仰心の篤い人に相談し、その人は、

「私にはよくわからないが、お客さんはどれを一番喜ぶのか」

と尋ねました。

社長は、

「紙パックB」

と答えました。

「では何も聞くことはないでしょう」

と言われ、

「それでは大変損をします」

と社長。

「あなたが損をするのでお客が損をするのではないから、それがいいに決まってる」

この一言で紙パックBを採用し、大ヒットと結びつきました。

このように、良き相談者がいなくても、自分の心に語られる天の声に耳を傾けることです。

何が真実で本当の道なのかを聞きながら生きる時、あなたのため、社会のための選択ができます。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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天の声を聞くためのヒントが聖書に書き記されています。

それはイエス・キリストのこの言葉です。

「わたしの羊はわたしの声に聞き従う。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしについて来る」
(ヨハネ10:27)

「わたし」とはイエス・キリスト。

「羊」とはキリストを信じるクリスチャンのことです。

イエス様は、信じる者たち一人々々を知っておられます。

それは、羊飼いが、一頭々々の羊の特徴を知っているのと同じです。

そして、羊が羊飼いの声を聞き分けるように、私たちはイエス様の後をついて行きます。

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では、どうすればイエス様の声を、悪魔の声や世の中の雑音に惑わされずに聞き分けることができるのでしょうか?

その力は、キリストの声に日々触れ、真実に慣れ親しむことによって養われます。

聖書を読み、祈り、礼拝に出席し、クリスチャン同士の交わりを深め、ディボーション(霊的な静思の時間)を続ける…。

こうしたことを、日常生活の中で、無理のない範囲で継続するのです。

長年にわたって自然体で続けていくと、「信仰のセンス」とも言えるものが身についてきます。

すると、真実にはすっと心が開き、偽物にはピンとくるような直感が備わっていくのです。

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当たり前のことを当たり前に行う。

それによって、天の声を聞き分ける毎日を送って参りましょう。

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