今日のみ言葉【No.3176】(2023年 9月16日)「生活の処方箋(76)『祝福の受け取り方』」

それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。
(ローマ5:3-4)

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「自分に祝福が届くのが遅いのはなぜだろう…」

と嘆きたくなる時があります。

試練の時はなおさらかもしれません。

しかし、祝福がどのような形でやってくるのか、その理解が欠けていると、大きな過ちを犯してしまいます。

なぜなら、祝福は、それとはっきりわかる包装紙に包まれてはこないからです。

多くの祝福は【試練】という包装紙に包まれて配達されます。

そのため、表面だけを見て、無尽蔵の祝福が詰まった贈り物をゴミのように捨ててしまっている人のなんと多いことでしょうか。

昨日と言わず、先週と言わず、今まで捨て去ってきたものをもう一度思い起こし、点検してみましょう。

「あそこで踏ん張っていたら?」

「正面から立ち向かっていたら?」

きっと宝に変えられていたことがたくさんあったことに気づくはずです。

祝福を逃さぬよう、心したいものです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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ローマ人への手紙を書いた使徒パウロは、試練に遭った場合、

「それだけではなく、患難をも喜んでいる」
(ローマ5:3-4)

と言っています。

問題が来たら、毎回無警戒で喜ぶというお気楽、楽観的態度で大丈夫なのでしょうか?

パウロはそうできる理由をこう述べています。

「患難は忍耐を生み出し、忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである」
(ローマ5:3-4)

これは単なる観念的な理論ではありません。

パウロは神を信じているのに、いえ、信仰があるがゆえにたくさんの苦難に遭いました。

それはコリント人への第二の手紙11章23節〜28節に書き留められています。

「幾たびも旅をし、川の難、盗賊の難、同国民の難、異邦人の難、都会の難、荒野の難、海上の難、にせ兄弟の難に会い」
(第2コリント11:26)

多くの体験からにじみ出た実体ある言葉が

「患難をも喜んでいる」

なのです。

なぜ喜べるのか?

それは、患難は必ず希望につながっているからです。

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試練という包装紙を破り捨て、中にある祝福を得る今日として参りましょう。

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