今日のみ言葉【No.773】(2014年 2月27日)
主を喜ぶことはあなたがたの力です
(ネヘミヤ記8:10)
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メタボ、コレステロール、血液ドロドロ…。
美味しいものをたらふく食べて、運動不足で動かない結果がこれです。
中年以降の日本人は昔のような粗食に帰り、1日2食の方が健康になると唱える人もいらっしゃいます。
ところが、聖書の中に、
「あなたがたは去って、肥えたものを食べ、甘いものを飲みなさい。」
(ネヘミヤ記8:10)
と勧められている個所があります。
何と我々に都合の良いことが書いてあるのでしょうか!
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このネヘミヤ記第8章の背景には、エズラが民の前で律法を朗読したことがあります。
彼らは
「律法の言葉を聞いて泣いた」
(ネヘミヤ記8:9)
とあります。過去の歴史を思い返していたのです。
今までいかにイスラエルの民が神に背く歩みをしたか。
その結果として外国勢力によって国が滅ぼされ、数十年間のバビロン補囚の憂き目に遭ったこと。
にもかかわらず、神はエルサレム帰還を許し、その後、妨害に遭いながらも城壁の再建ができ、国の復興ができたこと。
そして、今ここで神の律法を聞くことができ、神の赦しの恵みを体験していること。
民は自分たちの罪を示され、心に迫りを感じ、涙を流したのです。
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ところが、エズラとネヘミヤは、
「この日はあなたがたの神、主の聖なる日です。嘆いたり、泣いたりしてはならない」
と民をたしなめました。
むしろ、
「あなたがたは去って、肥えたものを食べ、甘いものを飲みなさい。」
とすすめました。
なぜなら、
「主を喜ぶことはあなたがたの力」
だからです。
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今やエルサレムの復興は成され、神を礼拝することが許されているのです。
この時に至って、悲しんでいることはふさわしくありません。
この赦しの神を喜ぶことがふさわしい時なのです。
この神を喜ぶことが生きる力となるのだ、とネヘミヤは人々に語りました。
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新約聖書では更に明確に、キリストの十字架で私たちの罪が赦され、信じる者全てに永遠の命が約束されていることが書かれてあります。
これを喜ばずして何を喜べばいいのでしょうか。
人は死に向かって吸い込まれるように落ちていく…、としか思えなかった人生が、年をとり、老年になっていけば行くほど天国に近くなり、永遠の命の希望に支えられて人は生きていくことができるのです。
自分の罪や至らなさ、欠けや失敗に目を止め、悲しむことはもう終わりにしましょう。
神を知る者にとっては、
「主を喜ぶことはあなたがたの力です」
(ネヘミヤ記8:10)
の御言葉こそ、これからの人生を支える言葉として身につけていくべき言葉なのです。
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